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3着、でもスグカテルヨ!アスコットアイ第3戦。

12/21京都2Rダ1200戦で第3戦を迎えたアスコットアイ、このレースについて振り返ってまいります。グリーンチャンネルを見ての感想です。

まずは馬体重。前走からプラス16kgと大幅増だったもののデビュー戦と比べるとプラス6kgで成長分を考えるとほどよい数字。、パドックでも太め感はなく、歩様にも問題はなく、好印象を受けました。

続いて返し馬ですが、現地組の方があげていただいていた映像を見ると、地下馬道から馬場に出る場面では横歩きをしてクリスチャン騎手を困らせていました。それでも馬場に出ると、スムーズに返し馬を行えていて一安心でした。

大外枠、最後入れでゲートに入るとスタート。五分の発馬を切るとライバルたちが前へと出していく中、クリスチャン騎手は慌てずじっくりとポジションを上げていき3コーナーでは3番手に構えます。1番人気イマージョンが先頭、3番人気ドナポンドが2番手を進む中、外からじわじわ追い上げながら4コーナーを回り、3頭横並びで直線へと向きます。

上位人気3頭が競う展開で懸命に脚を伸ばすアスコットアイ。ですが、2頭にじわじわ差を広げられ、さらに1番人気イマージンが力強く抜け出して勝敗決し、アスコットアイは4馬身差の3着でゴール。やりたい競馬はできたものの力及ばず悔しい結果となりました。

ここからは私しらべるとの感想です。まずは「いい競馬できたけど2頭強かった!」です。レース前の記事で

ライバル馬について、長年競馬を見てきたのでわかります。上位陣、正直強いです。1番人気イマージョンは前走ダート変わりで一変から1200距離短縮でさらに前進を狙い、2番人気ドナポンドは前走僅差2着からルメール騎手を迎え勝負気配、4番人気アジアンテーラーはデビュー戦逃げて3着からの叩き2戦目ダート替わり。誰もが一番人気となりそうな内容です。

と書いていましたが、上位人気3頭で決まり、見立てどおりのハイレベルなレースとなりました。枠の並び、位置取り、少し不利でしたが、逆であっても2着までだったかなというのが正直なところです。

さらに感じたのが「前2頭と馬格違いすぎ!アスコットアイ小っちゃ!」です。ゴール直前の引きの映像を見ると1着508kg、2着494kgに対して、明らかに小さい馬体。裏を返すとその馬体で本当によく頑張っているとも言えますが、勝利にはもう一押し材料が欲しい現状と思いました。

レース後、クリスチャン騎手のコメントがこちら。

「馬場入場の際などチャカつくところはありましたが、ゲート内でも我慢できてスタート五分に出ることができました。前がもっと飛ばしてくれたらよかったんだけど、人気馬2頭で引っ張る展開となりスローな流れに。四角手前から仕掛けて並びかけに行ったのですが、ゴール前で離されてしまいました。いいスピードを持っている馬ですし、この距離も合っている。能力はあるからスグカテルヨ」

「いいスピード。スグカテルヨ」となぜか片言の面白コメントとなりましたが、凱旋門賞ジョッキーがこういってくれているので実力は間違いないでしょう。

レース後のXでは「芝で見てみたい」というポストが複数あり、私も同感だったのですが、年明けの京都開催では芝1200の未勝利戦はなし。距離延長や関東遠征は選択しないと思うので、次走候補は

1/20(土)京都3Rダート1200(牝馬限定)

でしょう。牝馬限定となれば上位人気は確実、上位騎手確保も叶うと思われます。レース後の疲労を癒やし、栗東で年越しを迎えて、順調に次へ向かってほしいと願っています。待望の初勝利はすぐそこ、期待しています!