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オルノア第13戦を振り返る(9/7 1勝クラス5着中京芝2000)

前走は出遅れ、早々に前へとりつき3番手から進めるも末脚比べで及ばずの4着。一旦立て直して中3週で挑んだ今回。BS11の中継を見ての感想です。

まずはパドック。プラス8kgの490kgがどうなのか、気になるところでしたが、特に太めということもなくまずまずの様子。ただ、毛艶ツヤツヤ、馬体もパンパンに見栄えがしていた頃に比べると、全体的に緩めで、まだまだ良化途上の印象もを受けました。

ゲートに収まり、注目のスタート。まずまずの飛び出しをみせると、軽く手綱をしごきながらオルノアの行く気に任せるように、4番手で1コーナーへ侵入します。

レースは永島まなみ騎手の3番ジャマンがぐんぐん後続を離して大逃げの様相に。場内もどよめく、派手なレース展開となりますが、前半1000mの通過は59.1秒。2番手は60秒を超えており、決して無茶逃げではなく、4番手オルノアを含む後続が動くのか見応えのある展開。残り800、残り600まだ大きなリードはありながら、徐々に差は縮まり直線へと向きます。

懸命に粘るまなみ騎手ですが、残り300でいっぱいになり、あとは後続の末脚比べに。オルノアは4コーナーでギアの入りが遅く5番手に下がるものの懸命に食らいつき、しかし鋭く伸びは見せられず4〜5番手争いまで。先行勢から勝者がでるかと思われましたが、外から脚を伸ばすソウルスターリングの娘・6番スターリングアップ池添騎手が鮮やかに差し切り1着。オルノアも粘り、掲示板内5着を死守。

ここからは個人的感想です。一言です。「貯めても伸びないんよ!!」です。過去、何度この振り返りで書いたかわからないほど見慣れた光景。とにかく悔しいです。偉そうな言い方になりますが、「過去のレース、過去の騎手のコメント事前に見ましたか」、「新谷先生はちゃんと指示出しましたか」とも思います。

2走前、吉村せいのすけ騎手には明確に逃げを指示したことがわかる好騎乗で、しっかりと結果が出ました。未勝利戦勝利の岩田みらい騎手は本人の特性なのか強気に先頭にこだわってくれました。過去、数々のリーディング上位騎手に乗ってもらっては好位置確保→切れ負けでいつものコメント、そろそろ改善してもらわないと困ります。

レース後コメントで1ハロン長いとのことでしたが、どちらかといえば「大箱コースは分が悪い」であって距離は大丈夫ではないかとオルノアのレースを熱心に見続けてきたド素人としては思います。ただ、小回り福島の1800が合う、という結論は同意見なので、11月の福島開催に向けた準備を。鞍上にはぜひとも吉村せいのすけ騎手を抑えてほしいと思います。

あの雄大な馬体、海外で活躍する先輩たちに見劣らない調教を見せていたオルノア、このクラスで足踏みしているポテンシャルではないはずです。2年ぶりの勝利の瞬間、次こそは期待しています。