見出し画像

オルノア第7戦を振り返る(6/18 1勝クラス5着函館ダ1700)

『チームしらべると』2頭出しとなった6/18。まずはオルノアが函館ダート1700戦に挑みました。今回はテレビ観戦での感想です。

まずはパドック。馬体重は前走から+12kg。その前が-14kgだったので一息入れて、しっかりと戻すことができ一安心。ですが、映し出される馬体を見ると「今までのレースで一番ゆとりのある仕上げかな」が正直な感想でした。いつもは他馬と比べて、際立った風格が漂う印象でしたが、今回はそれも控えめに映りました。

いざレースへ。前走ほどではないものの少しゲート内でキョロキョロしながらゲートオープン。今回もタイミングは合って、五分のスタートを切ります。その後は無理に押さずともどんどん加速、前へと出ていき、外の1頭にハナは譲るものの差のない3番手で1コーナーを回ります。

道中は折り合いぴったり、力強く軽快に2番手を進み、レースが動いたのは3コーナー。短い直線を見越して外から早めに動く好調・鮫島騎手のモンネトワ。浜中騎手は抵抗せず、3番手で4コーナーを回り、直線勝負にかけます。

手応えからすればここから脚を伸ばして、先頭を捉えてほしいところでしたが、これまでのレース同様になかなかエンジンに火は灯らず、伸びずバテず。差し勢に徐々にかわされ、最後は5着でゴール。悔しい結果となりました。

ここからは私しらべるとの個人的な感想です。スタートからいい入りで好位置確保に成功。3コーナー、後方からの仕掛けを突っぱねるが如く、ついていってハナに立つ積極的な競馬が見たかったですが、今回も不完全燃焼で終わった印象です。苦言を呈するなら、これまでのレースで鞍上が発した「ワンペースでなかなかギアが上がってこない」の言葉、しっかり落とし込んでくれていたのか、正直疑問に思います。勝ちきる力があるだけにもどかしいレース続きは悔しくてたまりません。

とはいえ、なんとか優先出走権確保の5着を死守。体調さえ問題なければこのまま函館続戦となるでしょう。減量騎手起用も視野とのことなので、早め先頭、オルノアの力を信じて勝ちにいける若手ジョッキーに期待したいと思います!