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上々のデビュー!アスコットアイ第1戦を振り返る
少し遅くなりましたが、先週土曜10/5京都4Rのダート1400戦でチームしらべると期待の新星・アスコットアイがデビューを果たしました。そのレースを振り返っていきます。現地応援は叶わず、JRAライブ配信を見ての感想です。
最終追い切りでは鮫島克駿騎手を背に「56.3-40.0-25.2-12.2」と好時計をマーク。それを証明するかのように、グリーンチャンネルのパドック診断ではなんと1番手評価。録画していたものを見ましたが、小柄ながらもハリがあり、見栄えのする馬体、ひいき目なしに好仕上がりだったと思います。ただ、まだまだ乗り込みは少なめだけに馬体としてはまだ余裕がある印象も受けました。
そして、ゲート入り。落ち着いた様子でおさまりスタート。まずまずの好スタートを決めると芝コースでスッと加速し、ハナ争いへ。2番人気の外国産馬ドラゴンウェルズと並走する形となりますが、アスコットアイが先頭に立ち、バックストレッチを進みます。
前半3Fは35.1秒、このクラスとしては流れた展開で先頭アスコットアイ、2番手ドラゴンウェルズ並走の隊列そのままに4コーナーから直線へと向きます。
なんとか粘りこもうとするアスコットアイでしたが手応えの違いは歴然、ドラゴンウェルズに一気に突き放され、もう1頭かわされ3番手に。それでも懸命に走り続けたものの最後、後方勢2頭に捕まったところがゴール。デビュー戦は掲示板ギリギリ確保の5着となりました。
ここからは私しらべるとの感想です。まずは「ドラゴンウェルズ、強すぎ!」です。過去、何十戦と愛馬を応援してきましたが、勝ち馬にここまで力の差を見せつけられたのは記憶にありません。父Frosted、ド素人しらべるとには「誰やねん!」の謎の種牡馬ですが、tapit×deputy ministerという「そりゃこの条件合うわな」と思える配合。この馬、上のクラスでも相当やれそうですし、下手すれば12月の川崎でダート2歳頂点に君臨、なんてこともありえるレベルだと予言しておきます。
で、その相手に「行きたきゃ先に行かせてやるよ(笑)」とばかりに、終始マークし続けられたアスコットアイ。きつい展開でした。3着残せず5着は悔しいですが、決して5番目の実力だった訳ではないはずです。このガチンコ勝負を戦った経験はとても大きく、次走すぐにでも勝利へ手が届くと確信しています。
初戦からハナに立てるスタートとスピードとセンス。特に芝スタート→ダートのコース形態での先手奪取は今後のレースの幅も広がると嬉しい特徴となりました。レース後コメントで「少し距離が長いかも」と出されていた中、次走は今週末10/19の新潟ダート1200へ西塚騎手で向かうとのこと。このコースも2コーナー奥から芝スタートとなる形態で「いいところ選んでくるなぁ、緒方先生」と期待が高まっています。
旋風を巻き起こしつつあるモズアスコット産駒。その特徴どおりの片鱗を見せてくれたアスコットアイ、今週末がとてもとても楽しみです!