ククツミの軌跡《0.テストプレイまで》【交流創作企画#ガーデン・ドール】
アテンション
0は「ガーデン・ドールってそもそもなーに?」って人向け。
ガーデン・ドールの世界は血なまぐさいゴア表現もあるよ。
ドールは死なないけど、『死』に類した表現もあるよ。
進めば進むほどネタバレが増えていくよ。
ククツミ軸でまとめてるから他のドールの軌跡は追いきれないよ。
企画者のトロメニカさんが作る世界は、基本的に『この世界に救いは無い』だよ。
以上を踏まえたうえで、【交流創作企画 ガーデン・ドール】の世界が気になった方はぜひ。
救いは無いけど美しい世界だよ。
世界にあらがって生きる、ドールたちの物語だよ。
以下本題。
こんにちは、初めましてかもしれない。しらさやツミハです。
Vやってます。YouTube投稿はご無沙汰ですがVです。ほんとに。
今回のnoteは自分が一年ほど続けている【交流創作企画 ガーデン・ドール】について語るものとなっております。
これらの作品を追っていけば、ある程度の世界観が分かるかなと。
もちろんすべてを説明することはできませんし、そもそも世界観すべてを参加者である自分は把握できておりません。
『企画者が創造した世界の謎を、参加者が作品を作ることで少しずつ解き明かしていく』といった表現が正しいでしょうか。
また、投稿された作品数は2024/7/8現在、
YouTube 約30件(リンク限定のものも多々)
pixiv 198件
note 237件
あります。
すべてX(旧Twitter)にて#ガーデン・ドール作品タグをつけて投稿しております。
(YouTubeはタグに・が使えないため#ガーデンドール作品タグがついています)
Xだけにしか投稿されていない作品も多々。
どう考えても1日で読み切れる量ではないです。
ククツミが出演した作品だけ数えても150作品を超えました。
マ?
なるべく丁寧に説明していく予定ですが、これまでのすべての作品を説明できるものではありません。
ご了承いたただければと思います。
まず前提知識として。
【ドールと書き手の関係】
・登場キャラクターは『ドール』であり、人間ではない
・ドールは魔力で動いており、魔法などを使うこともできる
・ドールは『人間』というものを知らない
・ドールは個々に名前があり、書き手(例えばしらさやツミハ)は『持ち主』という関係である
・ドールは『持ち主』を知らないし認識することもできない
【ドールと人間の違い】
・ドールは『創造主』によって作られた
・ドールの肉体構造は人間と似たようなものだが生殖機能と排泄機能はない
・血のような液体も流れているが鉄錆と甘い香りがする
・ドールは肉体が損傷してもガーデンの技術で次の日には再生される
(※持ち主の脱退が決まったドールは廃棄処分という扱いで退場する)
・魔力が枯渇する、呼吸が滞ると気絶するがそれぞれ補給すれば復活する
・『人格コア』を破壊されると性格が変わる
・人格コアだけはガーデンの技術では修復できない
【箱庭と現実世界の違い】
・暦はB.M.1424(人間世界の2024年と同等)
・世界は『箱庭』と呼ばれている
・年中季節が変わることはなく、それぞれの季節のエリアが存在している
・花の名前が現実世界と違う(スズランという名前はなく『礼節の花』)
・ドールは『ガーデン』という学園に通っている
・ガーデンはすべて『センセー』と呼ばれる端末が管理している
・持ち主がいるドールは寮で共同生活を過ごしている
・校則を破ると内容に応じて罰則ポイントが付く
・罰則ポイントが10貯まると『公開処刑』が行われる
・箱庭には時々『マギアビースト』と呼ばれる存在が出現する
・マギアビーストの討伐も寮生ドールが行っている(強制参加ではない)
・ドールに年齢はあるが成長することはない
・卒業なにそれおいしいの?
上記のように、ドールと人間はかなり違います。
一番はどんな大怪我でも死なないことでしょうか。人格コアの破壊だけは修復不可ですが、だいたいなんでも直ります。すごいね。
書き忘れてた。
【ドールの特徴】
『欠けたもの』がある。
それがなんだったのかは思い出せない。
しかし、確実になにかが欠けている。
まぁそれは追々。
全部覚えておかないと作品が読めないよというものではなく、世界観としてそういうものなんだねと軽く目を通してほしいものを挙げました。
企画の概要や参加条件の詳しくは↓をご確認ください。(現在募集停止中)
【ドール一覧】(2024/7/8現在)
いっぱいいるよ。
気になったドールがいれば、名前やCV(持ち主)と#ガーデン・ドール自己紹介や#ガーデン・ドール作品タグをX(旧Twitter)で検索することをおすすめするよ。
みんなそれぞれの物語を作り上げているよ。
退場済み?廃棄処分?なんのことだろうね?
さてさて。
ここからようやく、ククツミ軸での作品紹介に入ります。
とはいえ0はテストプレイ、つまり学園の七不思議を調査する、というイベントにだけ焦点を当てました。
このnoteが、まずはガーデン・ドールのお試し視聴になればと思います。
気になったらいろいろ探してみてほしい。
ドールたちの物語を、ゆっくり見ていってね。
【ククツミの軌跡】
【交流創作企画 ガーデン・ドール】が始まったのは2023年の7月です。
ちょうど一年前だね。
もともとしらさやツミハは企画主であるトロメニカさんと旧知の仲でした。
その縁でメニカさんの「こういう企画をやりたいんだけど、テストプレイヤーになってくれる人いませんか?!」という発言に自分が手を挙げたことが始まりです。
しらさやツミハは0期、なんならほぼほぼ最初にドールを作ってもらいました。
2023年、7月5日。
ククツミの物語はここから始まります。
ドールの外見は『持ち主』に似せるか、全く違う姿のどちらかを選べます。ククツミは持ち主である『しらさやツミハ』の外見に似せました。
最初に立ち絵を見せてもらった時に、
☘「アホ毛がないの新鮮だなぁ」
メニ「忘れてたーーー」
なんて話もしてました。
その後アホ毛は追加されました。
性格もこちらで詳しく設定することもできましたが、自分は「ほんわか?」だけ指定してあとはメニカさんのおまかせにしてもらいました。
しっかり「ほんわか?」な平和主義にしていただけて嬉しい限り。
自己紹介を投稿してから、ガーデンのDiscordサーバーに参加することで本参加扱いになるのですが……
バグちゃん、という謎の存在が『ナイトガーデン』への招待状を送ってきました。
へ?
となりましたよ、そりゃあもう。
不安に思いながらもとりあえず紹介コードを踏みまして、ナイトガーデンに加入します。
(※スパムではなくちゃんとしたDiscordサーバーでした。ぶっちゃけ割と悩んだ)
ナイトガーデンとは文字通り夜のガーデンであり、バグちゃんから発行されるナイトガーデンカードを持っていれば夜間の校則が全て免除されるそうです。
やったね。
因みに校則はこちら。
校則にあるのに罰則ポイントが0なものもあります。なぜでしょうね。
以降はDiscordサーバー内でイベントの参加や作品作りの募集や連絡、質問などをして『作品作り』に励んでいきました。
作品とは『1分以上の動画or500字以上の小説or1枚以上の着色されたイラスト』になります。
Xにて#ガーデン・ドール作品タグ が付いているものですね。
作品に出せていない日常のやり取りも、いっぱいあったりします。
朝ごはんを食べたり、一緒に授業を受けたり、夕飯を一緒に作ったり。
寮のLDKはドールたちのたまり場になっています。
また日常の小話も出せたらいいね。
閑話休題。
2023年、7月7日。
ククツミがナイトガーデンに入って二日後のこと。
これから一年、濃い付き合いになるドールがやってきます。
いつから親友になったんだろうね?覚えてないや。
シャロンくんの登場です。
正義感があって、ちょっと突撃しがちな真面目放送委員です。
シャロンくん、と呼んでますが女の子です。
ククツミが全員をくん呼びしてるせいで最初何人か間違えてたりした。
この時期、ガーデン・ドールでは「学園の七不思議を調査せよ」というイベントが行われました。
夜のガーデンで起こる不思議な事象7つをふたりペアでそれぞれ調査し、報告書を提出せよというもの。
この報告書が投稿される『作品』となります。
0〜2期生のメンバーはここからテストプレイという扱いでスタートしました。
ここで【交流創作企画 ガーデン・ドール】の大きな特徴として挙げられるものが、七不思議の『原因』は企画者から提示されることはなく、『参加者自身で』考えて良いということです。
いわゆる一般的なTRPGのように、シナリオが決まっているわけではありません。ただ与えられた台本を演じるだけでは進めることができません。
七不思議の正体は、自分たちで決めていい。
参加者の発想力、ストーリー展開力が求められるものとなります。
正解は無く、その上でどれだけ読者を驚かせ、ドールを魅せ、そしてドールを成長させるかは『持ち主』次第。
もちろん企画者の方々も一緒に考えたり世界観的な意味でのアドバイスなどもしてくれますが、基本は参加者が主体です。
『自分から創作する意思』が無いと難しい企画です。
これが【交流創作企画 ガーデン・ドール】の特出した点であり、大変な点であり、楽しい点だと自分は思いました。
もちろん合う合わないは人それぞれであるため、参加者の参加と脱退はちょくちょくあります。
仕方がないね。
ということで改めて。
ククツミとシャロンくんは七不思議のひとつである『グラウンドを走る四つ足の獣』を調査することになりました。
シャロンくんの持ち主である『月館つむぐ』さんとはお互いに「メニカさんのお友達」という認識でした。
見たことはあるけどサシで話したことはないなぁ、というくらい。
まあなんとかなるやろと思って連絡しました。
まさかここから1年ほぼ毎日ガーデン・ドールについて話し合うような、ここまでの仲になるとは思ってませんでしたよ、はい。
先ほど書いた通り、互いのドールの性格を踏まえた上で、どんなシナリオを作るかは『参加者』次第。
七不思議のシナリオに関してはこちらが原案を考え、つむぐさんに動画編集を頼むことになりました。
☘️「こんなのどうです?」
⏳「よきですね!!」
ストーリーはすぐ決まったものの、その後の動画編集に力を入れまくったことで報告書の投稿締切当日の8/10に完成しました。
とってもぎりぎり。
まずはこちらのshortから。
因みに途中で「七不思議全部の報告書が出なかったら全員罰則つけます(意訳)」ってセンセーに言われてみんな戦慄しました。
特に罰則0にこだわるシャロンくん。
そしてこちらが本編になります。
とっても素敵な動画を作っていただいたので、ぜひぜひ。
七不思議調査のトリとして申し分なしの作品ができたと思っています。
本当にありがたいね。
以下『グラウンドを走る四つ足の獣』の正体?発覚後のお話。
結局は獣を保護し、ククツミは飼育委員として獣の世話をすることになりました。
獣の名前をドール内で公募し、決まったことをお昼の放送でシャロンくんと流したり。
七不思議の後に参加したもうひとりの飼育委員、後輩のロベルトくんが獣のお世話をしたり。
このように、それぞれが物語を考えて、作り上げ、そして他のドールと交流し、また作品を作り上げていく。
これが【交流創作企画 ガーデン・ドール】という企画となります。
ぶっちゃけやることいっぱい。
数日でも情報収集を疎かにしてると割と展開が進んでる。
そんな中でも『持ち主』がドールを大事にしながら交流し、創作をしている姿は、こちらも見ていてモチベーションが上がって楽しいものでした。
そんなこんなで、これからも続けていきます。
わぁい。
さて。
なぜ参加者が『作品』をいくつも作るのか。
それは作品を一定数投稿することで『ミッション』をクリアできるからです。
例えば。
『欠けたもの』がどんなものだったのかを思い出せたり。
します。
とはいえ『なんとなくそういうものだった気がする、くらいに思い出す』だけであって。
欠けたものが実際になにか、そしてその欠けたものを取り戻す方法はなにか、は分かりません。
それもまた、作品投稿によるミッション達成で知ることができます。
そして、欠けたものを最初に思い出したのはシャロンくんでした。
なにかは覚えていないけれど、それは『大切なもの』だった。
それは、誰かに『奪われた』ものであったということ。
どうにかして、知りたいと思ってしまうもの。
例えば。
例えば。
自分が一番したくないようなことを、誰にも事情を話さずに、他者を巻き込む形で達成すれば、
キミに1つだけ真実を知る権利を与えます。
なんて言われたら。
あなたは、どうしますか?
さて。
このnoteを最後まで読んでくださった方へ。
ここまでで6000字になります。めっちゃ読んだね。
しらさやツミハの作品は平均3000~5000字くらい。
これを読めていたら、投稿されている作品の大体は読めると思います。やったね。
ここまで読んで、ちょっとでもガーデン・ドールについて気になってくれたり、この6000字をすんなり読めたと思ってもらえたら、とても嬉しいです。
読むこと見ることに少しでも集中してもらえていたのなら、書き手冥利に尽きるというものです。
《0》と評しているように、これはククツミの軌跡の始まり。
今後、3つくらいに分けて投稿しようかなと思っています。
このnoteの反響がよければ《1》〜《3》も早めに出したい気持ち。がんばる。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
続きは、また今度。
しらさやツミハ
【9/5追記】
ククツミの軌跡《1》をようやく出せました。
よければこちらも見てね。
【企画運営】
トロメニカ・ブルブロさん