我が成長:英語のリスニング

前提

始めに、文法は完璧であるものとする。つまり、辞書を引きながら時間をかければ、一般的な英語の文章を全部理解できるとする。これは必須。

二つ目に基本的な音の変化(h や th が発音されないことがある等)を学んでおくことを強く推奨する。

三つ目に『英語耳』で子母音の発音の仕方を学んだり、(まあそれを買わなくとも)自分の口で音を再現してみると、なぜそういう発音になっているのかが分かりやすいので推奨。私はこの手法を用いて発音の変化の規則を見つけたりした。

リスニングのやり方

私は全ての単語が分かるまで聞くようにしている。ただしいくら聞いても分からないときはスクリプトを見て、どこがどの単語なのかちゃんと聞き分けられるようにする。つまり書かないディクテーションである。

大まかな意味が分かれば細部(前置詞や冠詞など)はどうでもよいという考えもあろうが、これだと耳が英語の音に敏感になれない気がする。実際、私は高校生時代この考えの元リスニングをしていたが、大して聞き取れるようにはならなかった。書かないディクテーションをするのを推奨。

知らない単語やフレーズをどうするか

リスニングしていて知らない単語・フレーズが出てくると、辞書で調べて意味を知る。これを意識的に覚えようとするか?という問題。

私は意識的には覚えようとしなかった。なぜなら、覚えようとするのは全然面白くないからだ。それに、重要な単語なら今後何度もお目にかかって勝手に覚えるはずだし、たまにしか出てこないような単語ならビギナーである我々が知る必要はない。

個人的に、3,4度同じ表現に出会うと覚える。だから私は天運に任せて、3,4度出会うのを気楽に気長に待っている。

ただ、覚えたほうが次出てきたときに役立つのは確かである。勉強熱心な方はやるとよいだろう。

私の軌跡

  1. 最初  全然聞き取れない。スクリプトを見てすら、発音がおかしくねぇかって思うところが多々ある。あとは went into it みたいな t や d や n 系の音が超高速で連続して出てくる場所が認識難。0.5x や 0.75x を多用し、なんとか音を認識していく。

  2. 1カ月くらい  しばらくたつと頻出のフレーズ(would have とか what is it やら)が分かるようになってくる。しかしながら、少しでも知らない単語や知らないフレーズ、耳慣れないフレーズなどが出てくるとその場所以後が全然分からない。

  3. 2カ月くらい  まだ倍速やリピートはするが、だいぶ分かってくる段階。何度も聞けば知らない単語以外の場所がほぼ全部分かる。このどこからどこまでの音が知らない単語に相当するのかが分かるというのがとても大きく、ここまでくるとそこまで大変じゃなくなってくる。

リアルタイムなのでこの先どうなるのかは不明。また進歩したと感じ次第追記する。

今後の展望

あとは聞き直しを減らすだけ。そのためには知らない単語・フレーズを徐々に減らしていくことと、一番重要に思うのが認識速度の向上である。「何度も聞けば分かる」を「一発で分かる」ようにしていきたい。とはいえ、近道はないので、練習あるのみではある。

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