見出し画像

手帳は紙に限る

この時期になると、書店、文具店、雑貨店の店頭に
色とりどりの手帳が並び始める。
こんなにいろいろな種類の手帳が並んでいるところを見ると、
デジタルな世の中と言えども、需要がそれなりにあるんだろうなと思う。

かくいう、私も手帳は断然「紙」派だ。
いろいろなものを使ってきたが、ここしばらくは
無印良品のマンスリー&ウイークリーに落ち着いている。
マンスリーのカレンダー部分が大きいこと、
ウイークリーに過剰な区切りが無いこと、
余白ページが多いこと、
よくある、路線図や年齢早見表などの巻末付録が一切ないことが決め手だ。

一時期、スマホのスケジュール機能を使っていた。
でも、これ、私の設定が悪いからだろうけれど、
一定期間を過ぎるとデータがリセットされてしまって、
備忘録的に書いていたことが全て消えてしまったことがあった。
それから、いちいち起動させて文字入力したり、
場所とか時間とか設定したり、結構面倒くさい。
紙ならば、思いついた時に
ばっと開いて、ペンでちょこちょこ書き込めるところがいい。
ぼんやりしている時間に適当なページを開いて
カレンダーをぼんやりと眺めたり、
細々とした取るに足らないけど、忘れちゃいけない予定を入れたり。

仕事で使うのも、紙の手帳の方がいろいろ都合がいい。
会社で使うスケジュール管理ソフトもあるけれど、
そちらは全社員が閲覧できてしまうので、
見られてもいいような公の予定しか入れられない。
個人的な書き込みは断然、紙の手帳に限る。
付箋に書いてぺたりと貼れば、
終われば剥がしてさようなら、
月跨ぎ、週跨ぎならどんどん繰り延べればいい。
済んだ予定には「済」スタンプを押してみたり、二重線を引いたり。
それから、何と言っても、
後から見返した時にとても楽しい。
その時の自分が興味あったこと、感じたこと、熱望していたこと・・・
めくればすぐに思い出せたりもする。
自分が捨てたくなったら捨てられるのもいい。
(手帳は長くは取っておかない派なのです)

何だかんだと言って、
自分の手でちょこちょこ文字を書くのが好きなんだよなア。
世の中、ありとあらゆる紙の存在が疎まれているけれど、
やっぱり手帳は「紙」派。
ついでに言うなら、本もやっぱり紙がいい。







いいなと思ったら応援しよう!