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PRSのピックアップを早速交換する奴

先日手に入れたPRS SE CE24。
仕事から帰宅後、早々に家事を終わらせて、寝る寸前までギターを触る私への嫁の白い目を物ともせず、毎日触っています。

やはり弾きやすいってのは大切で、よしギター弾こう。って気になるわけで、すぐ諦めるギターソロ練習も、数日数時間でかなり弾けるようになりました。

やれば出来るやん。

しかしながら、弾けば弾くほど不満も高まるわけで、、

なんかパッとせん

弾いていてクソ気持ち良い音ってあるんですよね。

歴が長い分、これで弾けば幸せになれる組み合わせってのは分かっています。

それが通用せん!

他のギターと音が違いすぎる!なんやこれ!

中低域の粘りもないし、高域は逆相みたいにシャーシャー暴れとるし、、

気  に  入  ら  ん


フィンガリングノイズが我慢ならん。


前回のMy new gear的レビューでも書いていた、フィンガリングノイズの件。

過去2にタッチが繊細に出る、ややハイ上がりなピックアップなんて触ってこなかったからだろうが、もうキュッキュが気になって仕方がない。


そもそも論ですが、PRS標準装備の85/15 "S"はビンテージモダンという表現で販売されていますが、実際使ってみるとパワー感はあるけれど、すげぇ抜ける繊細タイプ。ブルースとかニュアンスで勝負する曲をやるのなら良いと思うが、ムチューとTOPが潰れた音に慣れている身としては、それでメタルをやろうってのが無理があるのだろう。

タップした時の音は、確かに良く出来ていて、本来ストラトで味が出る曲なんかも、それほど違和感なく弾けるマルチ具合は捨てがたいのだが、キュッキュいうアレは我慢できないのだ。


で、何に変えるのかと言いますと、


はい、まさかの中華激安ピックアップ。
セラミックマグネット。

でもこれ、バカに出来ないんですよ。マジで。

コンプ感が丁度良くて、レガートの繋がりというか1音1音の立ち方が絶妙なんですよね。

折角のパッシブでいくのならアルニコの方が良いんじゃないの?とも思ったのですが、Fleorのアルニコは若干元気ない。みたいなレビューが多いので、割とゴリゴリに歪ませる僕には違う気がして遠慮しときました。

抵抗値も14~15kと割と巻いてあるので、好きな音が出るのでしょう。


当然ながらダンカンの4やら6やら14やらも検討したんだけど、過去に色々試してきたんだけど、ダンカンの音あまり好きじゃないんですよね。

なんかこう”ダンカンの音”がしすぎる。


いやいや、EMG81/85をメインで使っている奴が言うか!ってコメントが聞こえてくるんだけど、実際そうなのよ。


サーとか、ベアナックルとかフィッシュマンとか色々試したいピックアップはあるのだけれど、コレジャナイ感になった時は金額が高いだけに痛手。

なにより、まだ迷走中なので、とりあえず付け替えてみようと思ったわけです。


ところでPRSのワイヤリング変わってね?


一応オーディオ関係の仕事なので、回路的な所の知識は持ってるんだけど、頭のキャパシティが小さいので資料みても分からん。


最小限の回路で書き起こして、やっと理解するタイプです。

タップ出来る4芯ないし5芯のピックアップは特に、ブランドによって線の色が違うから、ややっこしい。

タップ部に抵抗かまして、ハムとの音量差の補正が入れてあるのですね。賢い。

位相の関係もあるので、だれがだれかを確認しておきました。

この時は、超重要な部分の見落としに気づかず、PRSのカラーコードとFleorのカラーコードを揃えながらサクサクっと交換しました。


いざ音出し!

なんかおかしい。


自分で書き起こした配線図みたら、

North(Screw)プラス → マイナス
→ South(Slug)マイナス → プラス になっているではあーりませんか!

そりゃスカスカの音しか出らんわい!

正しく変更して、無事に完成しました。


アナログテスター持ってないので、フロントとリアの位相はイチかバチかで言ったんだけど、ミックス効いた感じは普通なのでたぶんあってるでしょう。

ミックスやら使わんから、違っていてもこのままいくだろう。うん。


また数日弾いてみて、交換した!って再度書かなければ気に入ってるってことですね。

では。



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