
僕たちはどこで婚活してるのか
こんにちは。ちっぷすです。
アラサーで非モテ喪女オタクから婚活して成婚しました。
詳しい自己紹介はこちら↓
上記の記事に書いた通り、私は婚活を情報戦だと思っています。
特定の情報を知っているか知らないかで、婚活の難易度が全然変わってきます。
そう思うようになった一番の理由がこれです。
「結婚相談所と聞いてスタッフからもそう説明されていたけど、実は結婚相談所じゃなかったと婚活中に気づいた」です。
こちらのnoteを仲人や婚活コンサルの人がご覧になったら、これだけで「あーーー…(察し)」となると思います。
そう、私が希望していたのは仲人型結婚相談所だったのですが、実際に入ったのは結婚情報サービスだったのです。
仲人型結婚相談所と結婚情報サービスの違い
仲人型結婚相談所とは
XやYouTubeで「〇〇結婚相談所の仲人」と名乗って活動している人達の組織は、ほぼ仲人型結婚相談所の人達と見ていいです。
特にIBJ加盟など、どこかの結婚相談所の連盟に入っていると書かれている相談所のインフルエンサーの人達。
仲人型相談所はお見合い調整や会員の婚活状況を整理したり、他所の相談所の仲人と連携をとりながら婚活をサポートする場所です。
恋愛経験に乏しい婚活男女でも成婚までの手厚いサポートをすると、婚活者にアピールしているところが多いです。
結婚情報サービスとは
結婚情報サービスは、マッチングアプリの上位互換と思ってください。
身分証明ができているマッチングアプリのようなものです。
アプリで利用者が不安に思う「既婚者じゃないか? 年収や職業詐欺じゃないか?」という点を解消できるよう、仲人型結婚相談所でも提出する独身証明書、源泉徴収、国家資格免許など身分証明証の提出が義務付けられています。
代表的なところは私が最初に入っていたオーネット。
他にノッツェ、ツヴァイ、ゼクシィ縁結びエージェントなどがあります。
仲人型結婚相談所と違うのが、「人件費をどれだけかけているか」です。
仲人型相談所のようにお見合い調整をしたり、会員を婚活状況から適宜フィードバックを入れたり、他の相談所の仲人と連携するのは、とても手間がかかり人手が必要になります。
手厚いフォローを会員に行おうとすればするほど、スタッフ1人あたりで担当できる会員数が減っていきます。
Xの仲人アカウントの中には「少人数制」とプロフやHPに書いてある人がいるのは、自分のサポートできる人数を考えているからです。
会員のサポートでかかった人件費を、後から「成婚料」として回収しているのです。
一方で結婚情報サービスは、マッチングアプリのように「希望条件に合う人の情報を探せるようにたくさんの会員情報を公開している場所」に過ぎません。
一応、仲人、コンシェルジュ、カウンセラー、アドバイザーとして「会員の婚活をフォローしてくれるスタッフ」はいます。
ただ、基本的に会員同士のやりとりに任せているので、サポートはあまりされないと思った方がいいです。
私の時は基本的なお見合いや交際の流れについての質問に答えたり、真剣交際になった際に婚約指輪や式場のパンフレットを渡してくれたりはしましたが、個別的な質問に対してのフォローはなかったです。
結婚情報サービスで婚活していたとき、「お相手が〇〇についてどう思っているか知りたいのですが、私から言うと角が立つのでお相手のカウンセラーを通じて確認していただけませんか?」と聞いたことがあります。
そうしたらカウンセラーから「私どもではカウンセラー同士で会員について情報共有はしていないので、直接ご本人に確認してください」と言われました。
そういう個別性がある質問に答えることは、結婚情報サービスのカウンセラーの業務に入っていないのです。
このようなフォローをするようになると人件費がプラスで発生するので、成婚料をとらずに会員に入会してもらうことが難しくなるのだと思います。
なぜ結婚情報サービスに入ってしまったのか
完全に私の婚活について知識不足、準備不足が原因です。
友人がオーネットで結婚した→「私も結婚したいから、結婚相談所に入ろうかな。仲人から色々アドバイスもらいたい」→オーネットに無料相談に行って、そのまま入会→その後、Twitter(現X)でオーネットが結婚情報サービスと知る
という流れです。
「私も結婚したいから、結婚相談所に入ろうかな」の時点で、
婚活情報をTwitterやブログできちんと調べていたら、「仲人から色々アドバイスがもらいたいなら、仲人型結婚相談所に入らないといけない」と気づけたと思います。
私と同じように、「仲人型結婚相談所に入ったと思ってるけど、結婚情報サービスに入っている人」。
実は結構Xにもいるのです。
フォロワー数が多い婚活垢で「ここの相談所に入りました」と書いている女性の相談所をググったら、結婚情報サービスだったことが何回もあります。
私は入会数ヶ月後に気づいて、「実際に活動してみた結果で今後どうするか決めよう」と考えて、1年間活動し成婚までは行かなかったからIBJ加盟店に移籍しましたが、途中で自主的に気づいた人は少なそうです。
たぶん仲人型結婚相談所に無料相談に行ったか移籍したときに、そちらの仲人さんから移籍前の相談所や婚活の様子を話して「それは結婚情報サービスですね」と言われて知ったパターンが多いのではないかと思います。
私が仲人型結婚相談所で結婚した話を聞いて、仲人型相談所に入ろうとした別の友人がいたのですが、「ここに無料相談に行ってきたんだ🎵」とHPを見せられたら、私とは別の結婚情報サービスだったこともありました。(その場で入会を止めました)
「結婚相談所」でググると結婚情報サービスが検索結果の上位にきやすいし、そういった会社のHPにも結婚相談所と書いてあるので、実は結婚情報サービスと知らずに入会してしまう人が多いのだと考えています。
とにかく婚活初心者が引っかかりやすいポイントです。
仲人型結婚相談所なのかの見分け方
非モテは仲人型結婚相談所に入会した方が絶対いいです。
非モテと、相手に求める希望条件は高くしてないつもりなのに婚活に手応えがない男女は、「他者からの適切なフィードバックを定期的にもらって、どれだけそれに従い行動できるか」が成婚の鍵になります。
結婚情報サービスを使って結婚する人は、私の友人のようにたくさんいます。
仲人型結婚相談所は細かな交際ルールがあるので、自分のペースで婚活したい人や身分証明されたマッチングアプリがあればいいのに…と思っている人には向いていると思います。
けれども少なくとも私たちはそういった人たちのように、自力でなんとか結婚まで辿りつく力はなかったのです。
自分の力不足を認めて、他人の力を借りることは全然悪いことではありません。
ではサポートが欲しい人が仲人型結婚相談所を間違わずに入会するにはどうすればいいのでしょうか。
私は、「成婚料があるか」、「基本プラン料金でどこまでできるのか(追加料金は不要なのか)」を見るだけで、だいぶ結婚情報サービスに間違えて入会する人は減ると考えています。
これは前述の通り「人件費をどれだけかけているか」を見る指標になるからです。
私の経験からの想像に過ぎないのですが、入会したオーネットもIBJ加盟店の結婚相談所もクーリングオフ制度があったので、「会員からもらったお金に対して提供するサービス内容・範囲」に結構厳しい規定があるのではないかと思いました。
私が婚活していたときと状況が変わりオーネットもIBJと提携して、オーネット内の会員だけでなくIBJ会員ともお見合いができるようになったようですが、仲人型相談所のように結婚情報サービスがサポートしているとは考えにくいです。
私が入会していたときは、その後入会した仲人型結婚相談所では無料扱いだったサポートが追加料金を払わないとできませんでした。
検索機能ですら追加料金が発生していたので、「どういったサービスを頼むと追加料金が発生するのか」を細かく確認した方がいいと思います。
とにかく無料相談に行ってその場で入会せず、複数の相談所を回って検討してください。
私はオーネットにしても、その後入会した仲人型結婚相談所にしても、1社しか見ずに「早く婚活して結婚したいから!」と入会を決めて、ものすごく後悔した人間です。
もうすぐクリスマスと正月。
婚活でいい人と過ごせたら楽しい時期です。
私の失敗談を参考に、婚活でいいスタートダッシュを決めてほしいです。
私の屍を越えてゆけ……
個人的に思う相談所選びのポイントはまた後日書きます。