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日本経済の要である貿易産業をDXする。Shippioが新卒採用を始める理由
Shippioは、今年から新卒採用を開始します。
新卒採用開始の節目にあたり、CEOの佐藤と、自身も第二新卒でShippioに入社した新卒採用担当/ HRの小野寺に対談インタビューを実施。今Shippioが新卒採用を始める理由、Shippioに新卒入社をすると何が得られるのか?存分に語り合ってもらいました。
物の流れ、データの流れ、お金の流れをDXを通してトランスフォームしていく
ーまずはShippioのミッション、目指す未来について教えてください。
佐藤:Shippioは2016年に設立された、国際物流・貿易領域のDXを行うスタートアップで、「理想の物流体験を社会に実装する」をミッションに掲げています。
日本は四方を海に囲まれた島国で、輸出入は生活のインフラになっています。どんなにAIが進化しようが、Web3があろうが、あるいはBtoBでもBtoCでも”人の手に物が届く”というのは絶対になくならない部分です。さらに、ECの普及などに伴い世界的に貨物量は増え続けています。
一方で、ご存知の通り日本の労働人口はどんどん減っていて、特に人手をかけてきた物流という領域は逼迫した状況になっています。さらにこの領域で求められるスキルは専門性や属人性が高く、人を育てるのにも時間がかかります。つまり慢性的に人が足りておらず、物流業界で働く方々に負荷がかかる状態が続いていて、サステナブルではありません。どこかで破綻してしまうと、今ある「当たり前にものが届く」という世界ではなくなってしまうかもしれません。
国際物流や貿易というと遠い世界に感じるかもしれません。しかし皆さんが着ている服や、履いているスニーカー、持っているスマホ、こういうものは海外から入ってきているものが多い。海外で車を作るのにも、バッテリーの材料になる触媒や化学品の原料が日本から輸出されています。
このように、実は生活のあらゆるところに貿易や国際物流が介在していて、そのDXに取り組むことで5年後10年後の日本の未来をより良いものにしていくというのが、私たちが目指しているミッションです。
世界70億の人々に何かを届けたい。Shippioがそれをサポートする存在に
佐藤:私たちは今のところBtoBに集中して事業展開をしていますが、サービスの幅が広がっていった先には、例えば個人が海外から何かを輸入して売りたいとか、あるいは海外に自分の作品を売り出したいとか、そういったときに常に世界と対峙できるようなプラットフォームにもなりたいと思っています。日本というマーケットに限界がある中で、Shippioがいることで「この作品は、品物は海外に売れるよね」と常に海外マーケットを前提にビジネスを大きくしていくことができる。そんな世界を実現させていきたいです。
ースタートアップとしてIPOについてはどう考えていますか?
佐藤:もちろん目指していますが、それがゴールではなくて一つのマイルストーンです。今後さらに事業が広がり成長した先にはそういうイベントも起きるのかなと思います。でもそれは、あくまでより大きなサービスを作って、より大きなインパクトをこの重厚長大な産業に起こすための一つの手段だと考えています。
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「事業の土台を作りShippioで新卒を迎えたい」それを叶えられる拡大期に入った
ーそんなShippioが今、新卒採用をスタートする理由は?
佐藤:一つは事業の土台ができてきたということです。2016年に創業して8年、資金調達して投資をしながら事業を拡大してきました。2022年には横浜にある通関会社、協和海運*のM&Aもして確実に事業の広がりが出てきています。
組織としても本体に正社員で80人くらい、グループ会社と業務委託の方を入れると100人以上の規模になってきて、人も育ってきています。
*協和海運のM&Aについて
新卒採用は学生にとってキャリアを歩み出す非常に大事なタイミング。採用する側の企業も非常に高い責任を求められます。だから中途半端なときに「とりあえず新卒でしょ」みたいなことはしたくなくて、事業や組織の基礎ができて、社会人1年目の人生を預かる体制ができてきたから始められる、と思っています。
また、2026年新卒入社の年は2016年に会社を作って10年目という節目です。10年、修業というか会社としての土台づくりをやってきました。ある意味本当の第二創業期で、強い体制もできてきた中で、ここから圧倒的に拡大していくために事業の中核となる幹部としての活躍を期待して新卒を迎えていきたいと考えました。
小野寺:私が入社した4年前、佐藤さんとの最初の面談で「Shippioで新卒採用をやりたい」という話をしていました。ただ当時のShippioは、まずは目の前の事業を伸ばすべく経験豊富な専門性の高い中途の人材で組織の基盤を作っていくフェーズでした。そこから売上、取扱高ともに急成長を遂げ、プロダクトが多角化しています。同時に、Shippioが開拓をしているマーケット自体はまだ非常に新しく、今後の伸びしろもかなりある状態です。会社として新卒社員に提供できるものがありながらも、一緒に大きくチャレンジできるタイミングだと思います。
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3つのダイバーシティがある組織で多くを学び、大きな挑戦ができる
ー組織として土台ができてきたというお話でしたが、Shippioに入るとどんな人と一緒に働けるのかについても教えてください。
佐藤:Shippioには3つのダイバーシティがあると思っています。それは性別、国籍、そして出身業界の多様性は特徴的です。特に出身業界の多様性例えば商社、上場ベンチャー、外資IT企業、大手投資銀行といった非物流ドメイン出身者もいれば、大手物流企業出身のドメインエキスパートもいます。様々な業界で実績を残してきた人たちが揃っていて「One Team」でこの領域の課題に向かっています。
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ーShippioで得られる経験とキャリアは?
佐藤:いくつかあります。まず学生のみなさんに伝えたいのは、社会人として最初の2、3年で、ベースとなる経済知識を身に付けるのはとても重要だということです。
その点、貿易は経済そのものです。物が届いたり、物が売り買いされる時に、どういう順番でどういう流れで物やお金が動いているのか。商流(売買の動き)、物流(物の動き)、金流(お金の流れ)、このベースをShippioの事業を通して理解できます。経済知識を社会人の最初に身につけておくと世の中の見方が変わってくると思います。また貿易は国際情勢、海運市況や航空運賃、倉庫、為替など、様々な世界の動きに影響を受けます。自ずとそういった世界の動きにもアンテナを張れるようになります。
二つ目は先ほども触れた、一緒に働く人から得られる知識・考え方です。Shippioには、様々な分野で人々の生活のインフラとなるサービスを作ってきた人たちが多く活躍しています。これまで中途採用で培ってきた専門性の高い人材をベースに組織が構築されているShippioだからこそです。新卒として入社したら強い社会人としてのベースが得られることはもちろん、学べることが豊富にあります。
三つ目は、事業の柱ができている中で10年目という節目で入るという機会です。ある種の第二創業期で、中途の優秀な人材も集まってきた中でもう一段事業の層も広げていく、高さを出していくフェーズだからこそ、大きな挑戦ができます。既存事業を伸ばしていく経験、既存事業とのシナジーを創出できるような新規事業を立ち上げる経験、組織を拡大していく上でのマネジメントの経験など、色々な選択肢にチャレンジできる環境です。
小野寺:私は第二新卒としてShippioに入りましたが、佐藤の言うとおり、この組織に集まっている人たちのバックグラウンドや出身産業、専門性がとても多様で学ぶことが多かったです。各分野のスペシャリストから、マーケットのことや社会に対する課題の捉え方を学べますし、外国籍のメンバーも多いのでビジネスに対する考え方や多様な価値観があることも学べます。役職や職種に関わらず、経営状況や事業進捗、ファイナンスのことを圧倒的に自分ごとに捉える習慣がつきます。
また、社内のコミュニケーションも活発です。月1回開催の「Knees-up」という全社の交流会や、年1度の全社表彰「Shippio Anchors Award」などがありますが、その時もチームや役職、国籍関係なくみんなで盛り上がっています。いろんな人に話しかけやすく、関係を深めやすい環境です。
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知らないから、面白い。難しいから、面白い。
ーどんな方がShippioで活躍していただけると思いますか?
佐藤:好奇心が強い方が、Shippioでは楽しく活躍していただけると思います。例えば世の中の経済活動とか、どのように物やお金、データが巡っていくのかをを知りたいと思っている方。さらに、貿易に関するビジネスは日本だけじゃなくて世界とつながっているので、世界の経済活動や情勢ってどうなっていて、どんなつながりがあるのかを知りたいという方にも合っていると思います。
「好奇心」そのものは誰かに教えられて身に付くものではないので、自発的に世の中の色んないろんなことを知りたい、経済の仕組みを理解したいと思っている人には、たくさんの学びがある会社だと思います。
小野寺:難しいことを面白がって取り組める方にとって、Shippioはすごくいいチャレンジの場になると思っています。私たちが取り組んでいるのは貿易産業の改革や国際物流のDXというダイナミックなことで、専門知識も必要だし関係者も多いビジネスです。Shippioより先行する国内のプレイヤーがいないというところもあり、自分たちで試行錯誤しながら正解を探して行かなければいけないことが多いです。
それを難しいからこそ面白い、やりがいがあると思える方、10年かけて壮大な課題を解くことにチャレンジしたいという方にとって本当に面白い会社だと思います。今、Shippioを担うメンバーもみんな同じような「難しいから面白い」という気持ちを持って入ってきています。
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ー最後に記事を読んでいる学生のみなさんに一言お願いします!
佐藤:これから会社説明会も開催しますし、皆さんの大学にお邪魔することもあるかもしれません。この記事で伝わるところもあれば伝わりきらないところもあると思っているので、まずは一度話を聞いてみていただきたいですし、直接お話ししましょう!
小野寺:Shippioの選考を受けるか受けないかに限らず、自分の知らない業界や新しいマーケットに取り組んでいる会社の話を聞くのは、キャリアを考える上でも、純粋に一社会人になる上でもすごく大事な学びになると思います。私自身、学生の時は貿易産業の課題について深く考えたことがありませんでした。Shippioと出会って初めて、日本における貿易が経済にとってすごく重要な領域であるということを自分事として認識して、社会に対する考え方が変わりました。世の中のことをもっと知るという観点で、ぜひ気軽にShippioの話を聞いてもらえたら嬉しいです。
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📣新卒採用情報
2026卒(2025卒も可)を対象に、ビジネス総合職とプロダクト専門職の新卒採用の本選考を開始します。
下記のURLよりエントリーをお待ちしております。
📣 新卒採用説明会を開催します!
本選考開始に伴い、新卒採用説明会を開催します。
CEO佐藤とボードメンバー、マネージャーや若手社員が登壇し、パネルトークや交流会を予定しています。たくさんの方のご参加をお待ちしております!
▼説明会の詳細・参加申込はこちらから
<説明会概要>
[第一回]
日時:11/20(水)19:00~20:30
場所:Shippio 本社 東京都港区芝浦一丁目1番1号 浜松町ビルディング 15階
申込期限:11月15日(金)23:00まで
[第二回]
日時:11/25(月)19:00~20:30
場所:Shippio 本社 東京都港区芝浦一丁目1番1号 浜松町ビルディング 15階
申込期限:11月20(水) 23:00まで
<コンテンツ>
①業界・会社説明 [CEO 佐藤]
②社員プレゼン [Sales Director 今田 / Product Manager 立石]
③パネルディスカッション [CEO 佐藤× HR 小野寺]
④懇親会 [CEO 佐藤・社員複数名]