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進化の学校 合宿編

「進化の学校」修了生として、がっつり、どっぷり”進化思考”に浸かった2日間の記録。

進化思考って?

太刀川英輔氏(NOSIGNER代表、デザインストラテジスト、慶應義塾大学特別招聘准教授)が提唱する思考法。

変異(HOW)によって偶発的に無数のアイデアが生まれ、それらのアイデアが適応(WHY)によって自律的に自然選択されていく
→変異と適応という2つのプロセスを何度も往復することで、変化や淘汰に生き残るコンセプトが産まれる
→その結果、本質的な願いを具現化するイノベーションを起こせるようになる、というものです。

進化の学校って?

進化思考を学び、習得するための場。オンラインサロン「市役所をハックする!」主催(本note作成時点で第2期まで終了)

変異が苦手です

太刀川さんに一番聞きたかったことがこれ。

進化思考によれば、変異(エラー、HOW、バカ)が起こるから進化が起こる、のですが、この始まりのアイデアを考えることが苦手で、自分の考え方が常に規制の枠にとらわれている感覚があったのです。

そんな悩みに対して教えていただいたことは、変異は練習あるのみだということ。太刀川さん自身が、目に映るものの固定概念を疑う練習をひたすらしたそうです。

固定概念を疑うことができるようになるためには、固定概念の外に気づくこと。旅をしたり、環境を変えてみたり、日々違う道を通ってみたり、コンビニで初めてのものを買ってみたり。そんなことから始めてみたらとアドバイスいただきました。

この頃、半歩新しいことにトライするようにしていたことは間違っていなかった、トライを続けていくことが変異を得意になるための一歩だと思えました。

FUTURE SELF

『進化思考』p.358 進化ワーク38 FUTURE SELF

公共の仕事を続けたい

でも、自分の力で稼げるようになりたい(今の仕事は副業禁止)

かつ、世界中を旅したい

とっても欲張りな自分の夢物語を、同じチームになった皆さんがいろいろな選択肢に昇華してくださいました。

彼らが語る「めちゃくちゃうまくいった未来」から来た自分は、企業していたり、世界を股にかけて仕事をしていたり、政治家になっていたり。周りを巻き込み、他人の力をうまく借りながら生きている姿がありました。

他人事だから好き勝手な、自分では絶対無理と速攻打ち消すか、そもそも思い浮かばないわたしの姿が、ワークを通して見えてきます。(相手の未来を語る番になったら同じことをするんですけどね)
そのめちゃくちゃ感が心地よく感じまられました。そして、自分のハッピーな未来を一生懸命考えてくださったチームの皆さんが、大好きになりました。

自分の周りの誰かを創造的にするために挑戦してみたいこと

外イベントへ行って、いい話聞いた・刺激を受けたで帰ってくることは多いですが、ちゃんと次の一歩を具体的な動きに落とし込んだ形でつかんで帰ることができました。大収穫!わがままにチャレンジしていきたいと思います。

・アイデアを出しまくるワークを企画する

進化思考の一番楽しいところを体験できる場を設定してみたい。そこで興味を持った人に対して、進化思考というものがあってね、と紹介につなげてみようと思います。

・職場が抱えている課題を話す時間を持つ

畑で病気のキャベツを抜かずに、うまく手を入れてやると病気にならない土ができるそうです。誰も語らないけれど、誰もが気にしている課題があるから、それにちゃんと向き合ってみたいと思います。課題を掘り起こすことで、どんな影響が起こるかめちゃくちゃ怖いけれど、やらないよりやったほうがきっといいと思うから。

・職場の人の話をたくさん聞く

職場の同期よりも職場の外との繋がりを多く持っている自信はあります。でも中に対しての知識や関係が乏しいことが弱み。ここを補強していきたいのです。

系統は一生の知恵

居酒屋のビールジョッキはどうやって作られているのか?グラスは?皿は?醤油さしの印刷方法は?

・・・(´・ω・`)知らんがな

太刀川さんは、見るだけでモノの作り方がすべてわかるとおっしゃっていました。それはかつて系統を調べまくった積み上げによるもので、知ることが楽しかったと。その知識がクライアントに説明するときに役に立っていると。

モノが持つ歴史をわざわざ調べなくたっていいじゃない。今そこに在るものの恩恵を受けているという、それだけでいいじゃないめんどくさい。と愚痴る気持ちを少し納めて、Wikipediaを開いて調べてみるとします。

合宿に参加して

朝から夜まで刺激を浴び続けた2日間。一緒に参加するすんばらしい方々には、絶対に敵わないからカッコつけないし、背伸びしないと決めて参加しました。未熟な発言に嫌な顔をせず相手をしてもらえ、場違いな劣等感に陥ることなく最後まで参加できました。感謝。

参加してよかった。参加できてよかった。この時間は自分の未来にどんな影響を与えるのだろう?この時間をどう生かしていこうか。
楽しみな帰り道でした。

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