【注】楽しい話ではないのだよ
これはたったひとりの方に向けたnoteです。
楽しくないぞ、ちゃんとタイトルにも書いたからね。
よし、書こう!
🖌 絵でご飯食べれる人なんて
昭和2X年生まれの母は、とにかく勉強しろとうるさかったです。
「テレビ見とる暇あったら勉強!」、
「お絵かきしたって絵でご飯食べれる人なんてほんの少しやから
そんなんしとる間に勉強!」、
「マンガより勉強!」、
「通訳?英語?そんなん他にも得意な人いっぱいおるから、
稼げる仕事じゃなきゃダメ!もっと勉強!!」など。
今思うとすげぇ、、と思っちゃうほどのパワフルさでした。
母もまだ30代で若かったからかも。
母が興味あるのはテストの点と成績表。
仕事は、お金ががっつり稼げる系のものを猛プッシュでした。
「テレビ見とらんと宿題しなさい」ぐらいは私も言っちゃってるけどね💦
🖌 憧れる絵があった
小・中学生の頃は年に2回、写生会がありました(確か)。
自然がいっぱいある場所で水彩画を描きました。
半分遠足みたいなもん。
完成して貼られてる絵を眺めている時に、
一枚だけ、他の絵とは違うタッチの絵がありました。
その一枚は見てると優しい気持ち、
(今思うと)郷愁に似たような気持ちになる、
上手なだけじゃない何かを持ってる絵でした。
母が絵に興味ゼロで、
母同様、絵を描くことに興味を持てなかった私が
「 絵っていいなぁ。こんな絵が描けたらいいなぁ 」
生まれて初めて、絵に興味を持ちました。
かといって、急に上手くなるわけではありません。
どうやったらうまく描けるのかもわかりません💦💦
🖌 私が描ける絵
憧れの絵を描く友達に聞いてみたら、
「う~ん、見たとおりに描いてるだけだから、
コツとか分からないんだ」
って応えてくれました。優しい💖
そうです。
🎵 ありの~ままの~ 🎵ってやつだったんです。
そこで素直だけが取り柄の私は、ありのままに描く為に
葉っぱを一枚一枚絵の具で描いてみよう!
木の幹の流れを根本から登って枝先に行くように描いてみよう!
と思い付きました。
鉛筆での下書きはさくっと済ませて、
延々と葉っぱを小筆で点々と延々と塗っていきます。
ここは緑の葉で、次は濃い緑で、次は~という感じで
ともかく時間が掛かりました。
木の幹もここは濃い茶色で、ここはも少し明るくて、、
と筆の運びをながれよくしようとやってると、
なんだかいつもと違う絵になっていきました。
自分でも分かるほどの絵の変化が嬉しくて、楽しかったです。
建物もここがこの大きさだったら、
手前のこれはこの大きさ位かな?
と比率を合わせようというアイディアも浮かんできました。
自分の目で見たままを画用紙に写す。
まずはそれを出来るようになりたいと思ってやってみました。
🖌 「金じゃなくて銀って感じ」
出来上がった絵が貼りだされて見てみると、
以前よりずっと木々がいきいきとして見えました(あくまで当者比)。
憧れの絵を描く友達の絵は今回も素敵で、
ずぅっと見ていて飽きないと思いました。
やがて絵が採点(というのかな)されて、
私の絵には銀賞、
憧れの絵の友達には特賞の文字が貼られてました。さすが!!
「(私の名前)ちゃん、絵変わったね。
これなら次は金賞も狙えるよ」
お世辞で言ってくれた優しい友達に感謝してると、
「お前は金じゃなくて銀って感じやから、ずっと銀」
と
絵の上手い男子に言われちゃったんだよなぁ~。
絵がうまくはなれないよって言われた気がしました。
今なら全然平気なんだけど、
当時はガラスの十代だから、
「ちょっと器用になった位で浮かれてあほやわ、私。」
っておちこんじゃったんだよねぇ、、、(遠い目)
ね?つまんないオチでしょ
ごめんなさ~い🙇
告白ついでに言っちゃうと、
高校生の頃に彼氏さんにアクセサリーをプレゼントしてもらった時も、
「お前は金じゃなくて銀って感じ」
とシルバーリングだったかネックレスを買って貰いました。
K18と値段は違わなかったから多分イメージの問題なのかも!?
ってな感じでしょぼい話はおしまいです。
🖌 すみかさん、「銀」を書いて下さってありがとうございます
無事に縦横2パターンで印刷して手元にあります。
そして太い方が好みでした( *´艸`)
このかっこいい銀みてたらやっと思えました。
「銀だってええやん」
すみかさんありがとうございました✨
おやすみなさ~い!!