ありがとうございます💖『子育ては、周りを巻き込め!』みおいちさん
「食」は命を繋ぐ文化、「料理」は食する為の手法 の
これでも母です
力強いタイトルに惹かれ、
トップの可愛いお子さんの写真に癒されました(^^♪
「John LennonのGodという
壮絶な歌を知っていますか。」
という問い掛けから始まり、
この歌がありとあらゆる神や、
尊敬してたミュージシャンを否定していく
と教えてくれます。
子育てをしているとこの曲をよく思いだすと仰る、
みおいちさんの作品が気になって、
前のめり気味で読み進めました。
大人なら誰もが子どもに言い聞かせる、
「人にされて嫌なことは
人にしないこと。」
それを実現する難しさを、
漫画『アラベスク』を例に、みおいちさんは教えてくれます。
主人公ノンナが美人ピアニストのカリンに、
友人の子供が産まれたことを話すシーンで
「不気味ね」
とカリンが言ったセリフに驚きました。
お祝いの言葉が出ると思ってた主人公も驚いた事でしょう。
その理由が悲しいほど重く心に響きました。
(詳しくは投稿作品へ!)
親になったみおいちさんは続けて告白されています。
「母にされて嫌だったことをしてしまう、
それも母よりもずっと酷い程度で
してしまうこと、
それが止められないことに
嫌悪感を抱き続けています。」
ご自身を常に客観視しようとする、
己に厳しい目の持ち主だからこそ、
すっぱりと言い切れるのだと感じました。
切実に感じる言葉たちに、胸が痛みました。
「警察官と教師の子供にまともな子は少ない」
という地元の大人達の遠慮ない言葉。
私には偏った意見に思えましたが、
日本語教師&着付講師であり、
人に教える身のみおいちさんは
幼い頃に見た警察官のお子さんの所業を思い出し、否定しません。
それは教師であるみおいちさんを追い詰める言葉でもありました。
みおいちさんは日本語教師として、
いつだって学生のことをとても大切に考えていらっしゃいます。
褒められた事のない学生が出ない様に、
ひとりひとりのいいところを見つけ、
惜しみなく誉めていらっしゃるところに感動しました。
仕事中は頭をフル回転させて、
準備時間もずっと学生さんのことを考える、
「理想の教師の姿」を実現しているみおいちさんは素敵です。
みおいちさんに教わる学生さんはラッキーですね(^^♪
みおいちさんが大切にしている仕事へ復帰前、
保育園入園の為に、無理に仕事のコマ数を増やされたそうです。
それには理由がありました。
『保育園落ちた日本死ね』が世間を圧巻したのは2016年。
息子さんが、保育園へ入園する前後だと思います。
当時、ワ―ママとお子さんの為の保育施設の整備が全く追い付いていませんでした。入園を勝ち取る為に隣の区や実家近辺へ引っ越された方や、いったん離婚された方もいらっしゃったとニュースで報道されていたのを記憶しています。
それほど保育園入園の壁は高くぶ厚かったのです😢
そんな中で無事に入園を果たした息子さんでしたが、
みおいちさんが仕事を精一杯頑張って迎えに行くと、
保育士さんからの小言攻撃?が待ってました💦
毎日、出来なかったことをつらつらと聞かされたそうです。
仕事でくたびれた体でそれを毎日聞くことは辛くない訳がなく、
当時のみおいちさんを追い詰めてしまったことでしょう。
その後、余裕がなかったであろうみおいちさんが、
2歳の息子さんを怒ってしまうのも、
ご自身で分かってらっしゃるだけにお辛かったはずです。
息子さんを怒ってしまった理由についても客観視し、
「仕事の疲れを
子どもに当てているつもりは、ないのです。
でも、それはたぶん
自覚がないだけで、実際は当てているのです。」と述べられています。
なぜなら、まとまった休みが取れた時には
ちょっとのやんちゃでも、
大目に見れる自分が居ることに気付かれたから。
真摯に自分を冷静に見つめ、分析できるみおいちさんの姿勢は
凛としていてフェアで尊敬します。
私も余裕ない時の対応はどうだったか振り返ってみました(遠い目)。
ありました。
余裕なくて寛大にできず、自己嫌悪になって子ども達に謝った過去が。
自分を甘やかすことをしないみおいちさんは、
お母様からされた嫌なことと、ご自身の状況を比較し、
ご自身を責めます😢
分かっているのに理性で止められないこと、
子どもを産むまでは決して頻繁に怒る人間ではなかったこと、
持っていたはずの子育ての倫理観が失われたように感じること、
たいしたことはできていないと感じること、
むしろ後悔して泣き叫びたくなるようなことばかりと責め続けます。
当時のみおいちさんを、精一杯ハグしたくなります😢
ご自身や旦那様が得意なこと、やりたい事、
持ち続けてきた習慣を優先して一緒に楽しむけれど、
3歳以降は育児の本を読んでいないとのこと。
更に冒頭の歌の話に繋がり、
Johnと同じ心境だと綴られるみおいちさんは、
どんどんご自身を責めて行ってしまいます。
完璧な子育ても無ければ、完璧な親も子も存在しません。
初めてのことに慣れなかったり、苦手でできないことがあったり、
失敗があって当たり前なのに。
ある日、メニエール病が酷くて、
少し横になって休んでいたみおいちさんを
気遣ってくれた可愛い息子さん。
「この優しさはどこから来たのか」と自問し、
「少なくとも私からでは
ない気がします。」と自答されるくだりは切なくなりました。
そして、お子さんの為に、
「特に忙しくて自分の感情を
コントロールできないときは、
あまりに私に近い距離に
この子を連れてこないこと
かもしれません。」
と語られ、泣いてしまいました。
でも、それは決して悲しい決断ではなく、
とても前向きな考えからの言葉でした。
大いに共感できる答えを導き出されたのも
客観的に物事を見て判断できるみおいちさんだからこそ。
子育てする中で知っておきたい大切なポイントを、
分かりやすく伝えて下さっているので、
その理由を作品の中でぜひ読んで頂きたいです!!
目が覚めるような爽快感があります(*'▽')ノ
みおいちさん、
「一人の力なんて
たくさんの人の力には
到底及びませんもの、ね。」
はい、私もその考えに大賛成です!!
心に響く学びを投稿して下さってありがとうございます!
みおいちさんの言葉やマインドが広まっていきますように。
家族の居場所を作る これでも母 でした♬
優しいお気持はありがたく、ちゃっかり頂く方針にしました💖