負けヒロインが多すぎる！9話10話

つわぶき祭までのカウントダウンが始まる

まず妹の佳樹が可愛すぎる件
キャラも声も完璧なベストオブ妹

図書館で部長と月乃木先輩が手を繋いでいるところを見てしまう
フラれた身としての気まずさから隠れたのかと思ったけれど
いつもあの中には小鞠も居て
クラスに馴染めない自分の唯一の居場所だった
学年が違うから先輩達は引退する
月日が経てばこうなることは分かっていた
そして2人は恋人同士になった
自分が告白したことをきっかけに
結果として想いが通じた2人
告白していなければもう少し
大好きな2人と一緒に居られたんじゃないか
そんなことをぼやく小鞠
先輩への恋心だけでなく
小鞠の心を支えてくれていた空間だった文芸部を
ほんとうに大切に想っている小鞠の切ない気持ちがすごく良く描かれていた

展示の原稿に熱を入れすぎて倒れてしまう小鞠

前日はしっかり休むよう言い伝え
残りの文芸部と仲間とで設営を完璧にこなす
いち文化祭にしてはクオリティの高い
素晴らしい会場ができた

八奈見がここには小鞠ちゃんの文芸部での思いが沢山詰まっていると

学生時代の文化祭前のわくわく感
授業がなくみんなで準備する賑やかで
そわそわする感じを思い出して懐かしくなった

当日の朝月乃木先輩に送ってもらう車中
BLのドラマCDを大音量で流す先輩
仲良いなあ（笑）

つわぶき祭の文芸部展示は大成功
展示内容も好評で嬉しそうな小鞠ちゃん可愛い

部長と月乃木先輩は引退になり
最後に話をすることができた小鞠

文芸部に入ってよかった
先輩を好きになってよかった
と小鞠

フラれた後もそんな事を言える小鞠ちゃんが
素敵だった

どんなに仲が良くても
男女である限りいや、そうでなくても
誰かがその中の誰かを特別に想い始めたら
ただの仲良しこよしでは居られなくなる
相手にも特別に想ってもらいたいとか
張り裂けそうな気持ちをぶつけたいとか
人間には欲があって
欲と向き合う果てには
良くも悪くも
今までとは違う別の何かに変わってしまう
大好きな文芸部のいつもの3人
その関係を壊してまで気持ちを吐き出した小鞠
結果としてフラれてしまったけど
先輩も引退して大好きな居場所は無くなったけど
最後に良かったで終われた小鞠は
もう前を向いているような気がした

フラれた負けイン達は
書いて、走って、食べて強くなってる

もうとっくに最終回も放送してるんだけど
この作品が好きすぎて終わりたくない（笑）

次回11話12話まで書かせてください！

それにしても小鞠ちゃん役の寺澤さん演技めちゃくちゃ上手すぎる
抑揚とか声の出だしの強弱とか細かいところまで小鞠ちゃん感がすごい
素晴らしいです！