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赤ちゃんの鼻ケアとママの休息:無理せず乗り切る冬育児のヒント

こんにちは! 助産師のしふらです。
最近、空気の乾燥が進み、寒さも増してきましたね。 この季節、赤ちゃんのケアに悩むママたちも多いのではないでしょうか。 特に、赤ちゃんの鼻づまりや鼻水、そしてママ自身の疲れについて、今回はお話ししたいと思います。

🌬 赤ちゃんの鼻ケア:意外と簡単にできる方法

赤ちゃんは鼻で呼吸することが多いので、鼻づまりや鼻水が続くととても苦しくなります。特に、母乳やミルクを飲んでいるとき、呼吸がうまくできなくてぐずることもありますよね。

そんなときのケア方法をご紹介します。

  1. 鼻水のタイプに合わせた吸引方法

    • 水っぽい鼻水:電動の鼻吸い器が便利です。効率よく吸い取れます。

    • 少量や粘度のある鼻水:手動タイプの鼻吸い器(大人が吸えるタイプ)が効果的です。力加減がしやすく、取り残しも減らせます。

  2. くしゃみを利用する 細くよじったティッシュ(こより)で赤ちゃんの鼻をやさしく刺激してみましょう。くしゃみが出ると、奥にある鼻水や鼻くそが自然と外に出てきます。

  3. ベビー用綿棒で鼻のケア ベビー用綿棒で赤ちゃんの鼻の穴に斜めに入れてくるくると回すと、鼻のごみがくっついて取れます。

  4. 鼻の通りを良くする環境作り

    • 部屋の湿度を40~60%に保つ。

    • 加湿器や濡れタオル、部屋に洗濯物を干すのもおすすめです。

  5. 専門家の手を借りる 鼻づまりがひどい場合やぐずりが続く場合は、小児科や耳鼻科で鼻水を吸ってもらうのも一つの手です。鼻がすっきりすると、赤ちゃんは本当に良く眠れるようになります.

鼻づまりや鼻水が続くととても苦しくなります。特に、母乳やミルクを飲んでいるときは呼吸をしています。ですので、鼻で呼吸がうまくできないと苦しくなり、機嫌が悪くなりぐずることもあります。


大切なポイント:赤ちゃんの発熱について

生後3か月以内の38度以上の発熱は必ず受診をしてくださいね。本来赤ちゃんは胎盤由来と母乳(特に初乳由来)の免疫に守られ、発熱しにくい時期ですが、それでも熱が出るときには注意が必要です。

😴 ママも無理せず休んで

最近訪問したお母さんは、ここ3日間、1日4時間しか眠れず、非常に疲れていました。赤ちゃんのお世話で睡眠不足が続くと、ママ自身の体調も崩れやすくなります。乳腺炎のリスクも上がるので、頑張りすぎないことが大切です。

💡 頼れるものを頼りましょう 夫や家族に助けを求めるのはもちろん、産後ケア施設、ドゥーラ、ヘルパー、シッターさんなど外部のサポートもぜひ検討してください。


🌟 私の経験:頑張りすぎて入院!

私自身も、産後5か月で仕事復帰し、勤務先の小児科で感染して感染性胃腸炎になり、突然発熱して入院した経験があります(笑)。でも、入院中にぐっすり眠れたことで体も心もリセットされ、息子も1泊だけですが頑張ってくれました。「ママが元気でいることが何より大切」と気づくきっかけになりました。


❤️ お母さんたちへメッセージ

365日、倒れることができないお母さんたちへ。 育児は一人で頑張らなくていいんです。頼れるものは頼って、心と体に余裕を持ちながら赤ちゃんとの時間を楽しんでくださいね。 私も全力で応援しています!いつでも相談してくださいね。



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