超高配当6.3%【ケイアイスター不動産】実際に購入 【ハウスメーカー解説第三弾🏡】
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成長を続ける超高配当優良株、
ケイアイスター不動産。
ケイアイスター不動産について、
事業内容解説から株価予測まで
おこなっていきたいと思います。
IR基本情報
企業紹介
ケイアイスター不動産は、建売分譲住宅の販売会社です。
埼玉県本庄市に1993年設立し、2015年に上場しました。
土地を取得し住宅建築まで行う「分譲住宅」の販売をメインとする会社で、
同じ住宅系でも、積水ハウス、住友林業などの
「注文住宅」系のハウスメーカーとは毛色が違います。
ライバル企業ですと、
・飯田グループホールディングス
・オープンハウスグループ
・三栄建築設計
・グランディハウス
などがあります。
事業解説
北関東(埼玉・群馬・栃木)を中心に、建売分譲住宅を販売しています。
中部、関西、九州でも販路拡大し、
今期も下図の新規事業エリアを展開しています。
店舗出店計画を順調に進めており、今期は、10~20店舗出店計画。
ケイアイスター不動産の特徴としては主に2つ。
・リーズナブルな価格設定
・デザイン性
が挙げられます。
・リーズナブルな価格設定
ケイアイスター不動産の坪単価は35万円〜60万円程度です。
「KEIAIプラットフォーム」という業務効率化システムを導入しており
例えば建築資材を一括で仕入れたり、
クラフトマン制度で社内職人を育成するなどしてコストを削減。
社長の「他者との差別化は安さ」の言葉通り、
他のハウスメーカーと比較しても、
かなりリーズナブルに住宅建設が可能です。
・豊富なデザイン性
「デザインのケイアイ」の会社ロゴの通り、
通常は自由度が低いと思われがちな建売住宅の中でも、
豊富で多彩な住宅を提供しています。
安く、好きなデザインを選べるハウスメーカーはなかなか希少性が高く、
ケイアイスター不動産の大きな強みと言えるでしょう。
売上・営業利益
業績は、毎年最高益を更新。
前期、前々期は、営業利益が、2年連続で倍増しており、急成長中です。
利益率も、11~12%と大幅改善。
特に2020年以降の急成長の要因として、コロナ特需が考えられます。
リモートワークなど、ステイホームが増え、
住宅の充実を図る動きや、旅行など娯楽関連への支出が減り、
家計が住宅へ向いた結果と捉えることができるでしょう。
今期予想は売上、利益とも微増予想です。
進捗
1Qで、売上は+15%ですが、経常利益は△5.7%と、利益率が低下。
コロナ特需が終わり、前期並みの数字を維持していますが
成長率は鈍化しているようです。
配当
上場来8期連続増配予定。
配当性向は30%を目安としています。
優待
株価の動き
今年の2月10日の決算で、上方修正増配が無かったことから、
2月10日7,290円⇒2月24日4,690円と35%の大暴落。
最高値の9,160円から、約半値となっています。
2四半期連続で増配していたことから、元々は高い期待値でした。
そこから、現在も低迷していますが、
4,100円辺りを割ると、テクニカル的に底が見えません…。
ただ、PER4.4倍、利回り6.22%とかなり割安圏。
今後の投資について
四季報の予想では、来期も10%近くの増収、増益。
配当は298~332円に増配予想。
中長期的には緩やかに業績は伸びていくと仮定して、
現在の価格であれば、長期投資にはリスクを抑えて投資できるでしょう。
実際に私も5,353円(5.2%)で所持しています。
住宅産業は、コロナ特需も収まり、
しばらく好景気にはならない予想です。
しかし、メインである2,500~3,000万円前後の住宅は、
月々の支払いにすると10万以下で購入できます。
このことを考慮すると、
1次取得層(新築・中古問わず、初めて物件を購入する世帯主)には
一定の需要があるといえるでしょう。
また、エリア拡大を図っている為、
まだ業績拡大の余地は残されています。
ただ、現状では足元いくらまで下落するかわからず、
不動産の株価が伸びるターンではないと考えます。
4,000円で(利回り7%)となり、減配さえなければ、この辺りが下値の目途かと想定します。
4,000円近辺で購入できれば、リスクは低そうです。
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