シオコレ・コーデ・リレーvol.10 中西悦子(Ecco)
シオコレに関わりのある人やそのまわりの人に、シオコレの古着を着てコラムを書いてもらう、ゆる〜い連載 #シオコレコーデリレー 。
第10回目となる今回は、Saxplayerの中西悦子さんです。
シオコレがオープンする前から今も関わり続けてくれている貴重な塩屋の仲間です。
懐かしいおまけの写真にも注目です。
シオヤコレクションが出来る前、チャレンジショップをしたとき。
そして、その前は八百屋さんの軒先を借りてフリマをやっていたときから、店主・澤井まりちゃんがすることに、共感して一緒にやっている自分が居ました。
2014年の夏に、わたしは塩屋に越して来て、その夏の塩屋の盆踊りで、グッゲンハイム邸管理人のアリさんから、とっても急いで、澤井夫婦を紹介してもらった。
(アリさんに急ぎ目で紹介される人は、わたしにとって大切な人になる確率が高い!)
ちょうど、町興しで「しおさい」というイベントが開催されていた最中、引っ越してきたわたしは、まりちゃんと共にSAXを吹いて町を周り、
そしてシオコレがオープンのときも、ちんどん屋さながら、宣伝に歩きました。
こんな思ってもみないところから、、わたしが高校生の時になりたかった「ちんどん屋」の夢もふんわり叶いました。
神戸に引っ越してからは、好みのお洋服に出会える機会がなかなかなくって。神戸って、大阪に住んでた時と比べると、土地柄かシンプルで無地だったり、スタイリッシュで「シュッとしてる」ファッションが多い中、柄物、カラフルが好きなわたしは、とにかく好みの洋服がなかなかない!という状況。
塩屋の誰かが「えっちゃんぽい」と言って服をくれたりするので、着てみたらほんとピッタリなんで、重宝していたり。
そんな塩屋に住んでるわたしたちの自然なやりとりがそのまんま、お店になったようにも感じるシオヤコレクション。
寄付されるお洋服は、びっくりするくらいオシャレ。
そして私好みのカラフル、ヤバい柄が多くて。
きっと寄付する方々は、「わたしの若い頃流行った形で、もう流行りじゃないけど、どうかしら」って思われてたりするのかしら。「でも、きれいに保管してあったから、捨てるのはもったいないわ。」って思っていらっしゃるかしら?
そんな声も聞こえてきそうな気がしますが、そのお洋服は世代を越えて、また新しい感覚で、手に取る人が「かわいい!」って選んでる姿は、ほんと微笑ましいし、微笑ましいだけでなく、無駄にされないことに喜びも覚えます。
今のファストファッションの服は、1年も着ないうちにヨレヨレ、流行りがあるから、来年着ようってならない形が多い。そんな大量生産に乗っかっていない、きれいに作られた昔のお洋服たちは、そりゃあ大切に残るでしょうね、という造りだし、洋服に感動がある。
撮影の日、服を選ぶのを楽しみにお店に来て、選んだ数着の中から、まんなちゃんが選んでくれたワンピース。
80'sっぽい襟の形がステキ!
時代の背景を感じる洋服、好きです。
シオコレの服で最近は事足りてしまうため、全身シオコレで買った服の時もあります。
町に循環する服屋さんがある、それだけでわたしは、もうほんと、「まりちゃんありがとう」なわけです。
関われてよかったなぁと、よろこんでお店に足を運ぶ。
町のアンテナショップの役割もしているシオコレは、週末には立ち飲み、カフェ、パンやお菓子が並んだり、八百屋になったり、定期的にギャラリーにもなります。
わたしも去年11月に、作家デビュー!刺繍の展示会させてもらっています。
町の循環が生まれる場所。
これからもフラッと寄ったり、関わったり、わたしもお店の景色のひとつになれたらうれしいですね。
中西悦子・Ecco(Saxplayer)
@eccosaxo
今回着用いただいた商品
■ワンピース
■ベルト
■ビーズバッグ
■サングラス
■ネックレス
■イヤリング
■ブレスレット
■オープントゥサンダル