シオコレ・コーデ・リレーvol.27 門田敏子
シオコレに関わりのある人や、そのまわりの人にシオコレの古着を着てコラムを書いてもらうゆる〜い連載 #シオコレコーデリレー 。
今回登場してくれたのは、シオコレのツキイチお弁当でおなじみ「ひっちゃんけ弁当」の門田敏子さんです。
ご自身の憩いの場でもある、シオコレ近くの八百石さんで撮影しました。
シオコレでの「ひっちゃんけ弁当」は4月でラストとなります。
今まで美味しいお弁当をありがとうございました!
塩屋にやって来るまでは、黒か白かグレーか、そんな感じの色の服を着ていたら大人っぽくスタイリッシュに見えると思っていた。でもなんだかずっとしっくりきてなかった気がする。
塩屋に住み始めて思ったのは、
塩屋ってなんか派手な人多くない?
派手というか、色味が多いというか。
みんな好きな服を好きなように着ているかんじがすごくする。
私も憧れてどんどん色づいていった。
私は服が破れたり白いズボンが汚れても、そのまま履いたりするズボラだ。クタクタになるまで着てしまう。
だがこの町の人は(もちろん全員ではないが)破れたら自分で穴を繕ったり、刺繍してみたり、染めてみたり、小さくなった子供服は近所の子に順繰りしていったり。そんな流れが当たり前にあったりする。
そんなことがあるのを知ったのも、シオヤコレクションでお弁当販売をさせてもらってからだ。月1回のお弁当販売で一日シオコレにいると、毎回お洋服の寄付があるし、お直しの注文が入ったり、結婚式に着て行くいい感じのワンピースある〜?とか。
自然に生活の中にチャリティーショップが溶けこんでいる。
塩屋にはコンビニもラーメン屋もおっきなスーパーもないけれど、塩屋の町の中で足さなくても減らさなくても、巡っているものがいくつもある。
この春私は新しい道に進むために塩屋を出るけれど、いつまでも忘れられない体験になるんだろう。
門田敏子(ひっちゃんけ弁当)
撮影場所:八百石
今回着用いただいた商品
■ターバンみたいに巻いたベルト
■イヤリング
■ゴールドラメニット
■ピンクタートルネックカットソー
■ゴールドパンツ
■フリンジ付きバッグ
■腰につけたチャーム
■その他私物