見出し画像

【日本酒】数字のはなし③純アルコール摂取量

このコーナーはいまさら他人に聞けないけど、気になって自力で調べた事をついでにネタにしてやろうと思い立ったメモ書きです

数字のはなし③ 純アルコール摂取量のはなし


純アルコール摂取量ってなに?


2024年2月に厚生労働省から健康に配慮した飲酒に関するガイドラインが発表されました
アルコールの体や精神に対する影響は飲んだ酒の量ではなく、摂取した純アルコール量が基準となります。 厚生労働省では「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」を、1日の平均純アルコール摂取量で男性は40g以上、女性は20g以上としています。
純アルコールってなんだよ、グラムで言うなよって話です。
しかも『日本酒なら1日1合が目安』とか言われても男女で倍違うのにどっち基準の量なんだよ!ってツッコミまくりですよね。
調べたところ「純アルコール量」とは、酒に含まれるアルコールの量を示す。 飲む酒の量×アルコール度数×アルコール比重の0.8との事。つまり日本酒ならば 一合180ml×アルコール度数15%×アルコール比重0.8で180×0.15×0.8=21.6 アルコール21.6g というわけです
度数14%でちょうど20g
純アルコール20g日本酒以外の基準値はこちら

アルコール20gはこんなかんじ

男性はこの倍ってことです

アルコール比重


はい、また新しい謎の言葉が出てきました『アルコール比重』
一応学校で習った知識フル稼働+確認の為調べましたが、『比重』とは、物質の体積あたりの密度(質量)と、同体積となる物質の密度(質量)の比です。 今回は水の密度とアルコールの密度の比ですね。
簡単にいうと水よりアルコールが重いか軽いかを比較した比率です。
アルコールは水より軽いということです。0.8:1です。

計算しやすいビールで言いますと
500ml×アルコール5%(0.05)=25 ←25ml
水なら25gですがアルコールは0.8軽いので×0.8で、ちょうど20gとなります。
今日は呑む量×アルコール度数に0.8かける事だけ覚えて帰ってください。

毎日飲酒リスク


週3~4回までは飲酒しない人とリスクは変わらず、毎日飲むと死亡リスクや依存症リスクの上昇が懸念されるという研究結果もあります。
ただしこれは厚生労働省のガイドラインとは関係ありません。
じゃぁ週に一度、8合呑んでいいということ!??…ではないです。一日摂取量はあくまでも変わりません
個人的にはもともとそれほど飲まないので基準値内の呑み方ではありますがお酒の席は好きです。
周りの人がこれを超えた呑み方してても迷惑かからない範囲なら気にもしないです。
周りに迷惑をかけるような呑み方してたり、健康診断に引っかかったときに医者や家族など周りの人には言われそうですね。


いいなと思ったら応援しよう!