推しの名前が美しかった話
なにがしかのキャラクターや人物を推していて、名前のすばらしさを語りだしたら末期である……とはよく言いますね。
私は創作キャラの名前にいろいろと意味や暗示を込めたがるタイプだし、字面も割と気にしますので、自創作以外のキャラクターの名前もすごく興味深く見ます。
横文字系の名前も、その名の由来になった聖人の話まで掘ったりします。
なので、どんなジャンルにハマっても「推しの名前」には興奮するのがもはや習性です。
しかし、最近になって今までにない経験をしました。
この前、推しの名前(横文字)を筆記体で書く遊びをしたところ、紙の上に現れた推しの名前が大層美しいものだったんです。
私は決して字が上手くはないし英語なんてずっとブロック体で書いて生きてきたのですが……このキャラは自分の名前をブロック体で書くわけない、と思ってですね。
安物のペン、その辺のコピー用紙(しかも裏紙)。
筆記体でどう書いたらいいのか調べながら書いた、たどたどしい筆致。
だというのに、推しの名前は輝いて見えました。
名前の由来も意味も好きだけれど、この推しの名で一番に好ましく思うのは「筆記体で書かれたサイン」なのかもしれません。
こういうところに興奮するからこそ、キャラが書いているという設定の日記やら、読書カードやらを作りたくなるんですな……と自覚しました。
「推しの顔がプリントされたカバンじゃなくて、推しが使ってるカバンが欲しい!」ってタイプのオタクなら、この感覚わかってくれるんじゃないかな。
とても楽しい経験だったので、これからありとあらゆる推しの名前(横文字)を筆記体で書いてはニマニマしていこうと思います。
それにふさわしいペンも欲しいところですね……高くなくていいから万年筆がいい……。
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