ExpressionとStatementの違い
プログラミング言語の構文の要素は、式と文に分類される
Expression(式)
Expressionとは、値を生成して変数にその値の評価値を代入できるもの
// 1という式の評価値を表示
console.log(1);
// 式の評価値を変数に代入
const total = 1 + 1;
// 関数式の評価値(関数オブジェクト)を変数に代入
const fn = function() {
return 1;
};
// fn()という式の評価値を表示
console.log(fn()); // 1
Statement(文)
処理をする1つ1つのステップ(if文やfor文など)
特徴
・ 文の行末に`;`を書くことで文と文を区別する
・ 文は変数に代入できない
・ 文を`{}`で囲ったものをブロック文という
// if文とブロック文の組み合わせ
if (true) {
console.log("hi");
}
// ブロックで終わらない文なので、セミコロンが必要
if (true) console.log(true);
// ブロックで終わる文なので、セミコロンが不要
if (true) {
console.log(true);
}
function文とfunction式
「ブロックで終わる文」には;は不要
// learn関数を宣言する関数宣言文
function learn() {
}
// 関数式をread変数へ代入
const read = function() {
};
上記式では、functionという匿名関数は「式」であり、ここで行われている処理はleadという変数を宣言する文の一部である。あくまで全体としては式なので文末には;(セミコロン)をつける必要がある。
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