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風の時代を”自分化”してみる
週末。ようやく、記事活ができる時間にたどり着いた。
平日は新たな職場での仕事がスタートして、右も左もわからない環境ながら、過去の経験値を活かし、なんとか2週目にして状況やペース、求められている応対に対処する段取りができてきた。幾つになっても始まりは緊張感満載。頭を真っ白にして現場を知るところから始まることに変わりはない。
さて、一息ついて、今日は3本、記事作成する予定。
一本目は、まっさらな自分の心境を整える、記事というよりエッセイを。
数年前に始まった”風の時代”に影響を受け、新時代の始まりに向けて自分をシフトさせる先をずっと考えてきた中で思い至ったことを書き綴ります。
ここNoteでも、直近では11月20日に冥王星が水瓶座にインするタイミングに何が起こるか?といった記事をよく見かけました。Webの占い記事にもそのあたりは散見され、概ね一致するのは”テクノロジーに関する一大変化”を感じることになるというのが、私の鳥の目は捉えていました。実際、11月20日の朝一の経済ニュースでは”NVIDIAの決算で9割増収”がトップニュースに。9割増収ってどういうこと?数字的には確かに驚きましたが、NVIDIAにお金が流入していることはずいぶん前から話題になっていて、冥王星が水瓶座に突入するというインパクトに該当するかはよくわからない。でも、AI半導体シェアNo.1のNVIDIAに投資が向かう事実のインパクトはあったと思います。何はともあれお金を持つ人のAI生成への期待が高いということ、それは、ヒトではなく”AI生成”という機械学習ツールに対して”成長”を加速させるという事実が改めて示されたということです。
遡って前日の19日。私は、都内で「ゼブラ企業と欧州動向を基に考える、成長市場”じゃない”社会と経済システム」というイベントに参加しました。グローバルな、主に”草の根運動”を紹介するideasforgood主催のこのイベントでは、”利益よりヒトの幸福・健康をコンセプトにしたゼブラ企業”について知ることができました。ゼブラ企業については、以前から単語レベルで知ってはいたのです。そして、薄々、私はこちら側の世界が思想感覚的にあっているなぁ…とも思っていたのです。とはいえ、起業するほどの構想があるわけでもなく、概ね利益中心の資本主義経済が勢力となっている中で、一個人で暮らしの収入を確保する観点から、あまり積極的にはその世界へ向かうことは、立場的にも考えられませんでした。
実際、イベントでゼブラ企業に出資する仕組みを整えているお会社の代表者も”利益は必要”と釘を刺していました。ただ、”短期的に主導権を狙うユニコーン”ではなく、”中長期的に持続可能なゼブラ”として活動する企業に着目していて、その動向を、主に欧州で活動するゼブラの事例を補足。イメージとしては、日本でいうと”老舗の企業や店舗”にあたります。欧州では元々、ブランディングに値するストーリーを前提とした商品展開に長けているだけあり、小さな起点がもつ”インパクト”に大きな意味を持たせる力強さを感じました。
日本の、特にテレビをはじめとするメディアから聞こえてくるのは、世界的に起きている”最低限知っておくべき”ニュースが殆どだと思います。NVIDIAの決算ニュースもその一つ。でも、それだけに捉われてしまうと”これからはAI生成が台頭する”という世界ばかりが広がっていきます。”土から風へと時代が移り変わる”と語る星読みさんの世界観にも、なんとなくリンクしていきますしね。そしてこれから、規模の観点から、AI生成と全く関係なく生きられる時代ではなくなるのかもしれません。でも、そういう大きな流れの中で、私の意識感覚は、かなりの割合で”ゼブラ的、中長期で持続可能な”世界観に向かっています。
ちなみに、ユニコーンとゼブラの思想感覚的違い
2025年は激動の時代と、多くの星読みさんは語っています。
来年1月から米国では新大統領の政策がスタート、世界各国との交渉も始まります。私も個人的には、短期的に利益中心で各国の調整が進められると想定しています。そうでなければ不利になってしまうわけですから。(新大統領が選挙活動中の発言とは全く異なり平和主義的な交渉になるなら別ですが)
でも、私は中長期的には、ゼブラの象徴となるテーマ”幸福”・”健康”が主流になり、持続可能な成長へとシフトすると信じています。そのためには、”競争”ではなく”協調”が大きな潮流の移り変わりになるのでしょう。風の時代は200年もの時間をかけてテーマを全うするのです。
”資産の再配分”という、土の時代に極限まで達したと思われる格差問題も、風の時代には”誰もが生きやすいお金の所有に捉われない世界”へと向かえばよい。私は、200年後の地球の未来に希望を描きます。
2025年、激動ではなく、私自身は”だんだん良くなる”を所望しています。
だから、急がない。というか、そんなに簡単に新しい何かに向かう準備がありません。でも、すぐにでも飛び立てる準備が整ったヒトは、新たな世界へすぐにでも突き進んで!とエールを贈ります。戸惑ってもそれだけの変化に対応できるだけの気力体力時の運が備わっている人は、激動の時代をしかと受け止めて、新たな展開を力に変えてほしいと願います。特に、若い世代。土の影響をあまり受けていないヒトは、風の流れに乗りやすいはず。自分の夢や希望を心に描いて、羽ばたいてほしいと思います。
”風の時代”をカスタマイズできるならば、自分のペースで安心安全に、シフトしてゆくのがマイルドな日本らしさ。世界の極端な動きに惑わされず、新しい日本の秩序や経済を構築して、未来がよりよくなることを一人ひとりが自覚することから、新たな時代は切り開かれてゆくと思います。そうなるといいなぁ。