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real intention week2
もうすぐ米大統領選。
T氏になると、貿易関税で世界を混乱させそうだし、各地の紛争問題についても話し合いの解決には程遠い手を打ちそうだし、地球温暖化に対する関心も低そうだし、あまり良い話は聞かない。けれど、相変わらずH氏と拮抗する数字上にある様子。選挙の結果は、日本の経済にも影響が必至、全世界的にも米国の動向は影響力が大きい。物価動向や世界の平和、環境問題、どれをとっても関心があるが故、その結果に注目せざるを得ない。そこで、大統領選の行く末を占うべくニュース記事を眺めていると、本当に様々な問題を抱えている大国の姿が浮き彫りになってきていて、人種のるつぼと言われる米国の在り方が、未来にどう影響を与えていくだろう?と、懸念を含めた想像力が働き始める。
T氏とH氏、どちらが大統領になっても、米国は混迷を続ける可能性は拭えない。自国内の数字上の拮抗もそうだし、これまで基軸通貨としての役割を果たしてきた故、世界との繋がりも多岐にわたり、リーダーシップを取り続けてきた経緯から、その関係を維持できるかも不明。政治上では上院下院のねじれが解消されなければ政策も速やかに決定できない。財政健全化の道筋は厳しく、歳出が増える見通しは変わらないと、どのメディアも綴っている。そんな複雑な状況は知れば知るほど、想像力を働かせることも困難になってゆく。良くなるイメージが湧いてこなくなるのだ。これまでの時代の流れや経緯を意識して考えなければならないことは、なんて不自由なのだろう。いくらポジティブに思いを巡らしても、覆されることばかり。なんだか、無力感に苛まれてすべてを放棄したくなってくる。
土の時代から風の時代へ、冥王星が水瓶座に入るタイミングでは、そんな過去からの流れに捉われず、あくまでも個人的に”本当にやりたいこと”、”どんな未来を望むか”と考えることが叶うという。これだけ複雑化している世界に於いて、全員が納得する答えはない。であれば、個人的な願望を自覚して、その為に生きた方がよいのかもね。自分ではどうしようもない、どうにも出来ない大きな問題に頭を悩ませ続けるより、小さな自分1人の本音に向き合い、其々個々に幸せを実らせることに集中する。笑顔の花を咲かせてゆくことが、お互いを尊重し合い、互いに協調していきやすくなる…そんな、漠然とした物語を想像することなら、できそうな気がしてきた。
政治や経済を考えなくてよい、という話ではなく、自分で自分の願望を達成する個々が繋がり合い、協力しあう輪が広がっていけば、少しずつ世界はより良くなってゆく。そんな風の時代のヴィジョンを描いてみる。上が決めた法律も大事だけれど、一人ひとりが自分の夢や願い、幸せを守る為にも、相手を大事に考える事で、“やってはいけない”暗黙のルールが保たれていけば、自然と調和が成されてゆく。草の根運動が世界の在り方を変えてゆくことこそ、本物の民主主義。なんだか、いい感じの締めくくりになってきた。
今日は、”起承転結”を意識して本音(real intention)をまとめてみました。このヴィジョン、風の時代になんだか合う気がしてきた。私は、地球上にカラフルな笑顔の花が咲くといいなって思っている。笑顔を見ると安心するし、嬉しくなるから。限りなく透明に近い青空を眺めながら、地に咲く自然の花々や実りを愛でて、地球の未来に希望を描こう、という気力が湧いてきました。