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The age of water

今日は、午後、久しぶりに現実逃避に向かった。
たまたま、TVerで「やりすぎ都市伝説秋2024」を見つけて、久しぶりの関暁人さんの世界観を楽しむに至ったのだけれど、星読みの世界で言われている風の時代の次、”水の時代”に通じるヒントが満載の内容だった。まだ風の時代が始まったばかりなのに、既に”水”。遥か先へと向かっているストーリーを生き生きと語る関節は健在で、見ているだけでも元気が出てくる。この方、本業は”芸人”なんだ、と今更ながら知りましたが、芸人も極限まで行き着くと超人になれるのですね。都市伝説での語りは芸を超えた”真実”のように思えてくるから不思議です。そう、信じるか信じないかは”あなた次第”です!・・・この一言、とても深い。

今回の放送で、興味深かったのは”水の時代”のモチーフになりそうな、「ギザのピラミッドは、再び海の底に沈む」という予測。地球温暖化の過程で、既に北極の氷河も、南極の氷床も加速的に溶けているデータがある中で、星読みの方が語る200年後に訪れる”水の時代”は、かなり信憑性があると思います。地球上の比率は現在、海と陸は概ね7:3ですが、200年後には8:2くらいにはなっているのかも…と個人的に想定中。ビジネスの世界では有名な、ロングテールの法則に寄せているだけですが。温暖化の影響って、産業革命以降のビジネスに概ね受けていると思うので、因果応報的な感覚で、それくらいが海の占める割合となってゆくイメージ。

問題は、温暖化が進んだ時、ヒトは地球上で暮らしていられるか?関さんは、現在は間氷期だけど、ゆくゆくまた氷河期が来る!と断言していましたが、実際のところどうなんだろう?過去80万年前から現在に至るデータを眺めてみると、10万年スパンで大規模な寒冷期に突入していることが見えてきますが、となると、今現在は温暖化に突入して間もない時期でありそう。多少、寒波の時期もあるかもしれないけれど、温室効果ガスの蓄積量が増加していることを考えると、どちらかといえば猛暑による弊害で、ヒトは地球上で暮らしてけるのか?を考えた方が無難ではないかと思います。

環境が極限に到達してしまった時の為の予防の観点では、”クマムシ”がヒントとして登場。クマムシは乾燥など生きるに過酷な環境下では乾眠状態となり、活動を停止することができる、最も生命力が強いと言われている生物。干からびたように眠り、水をかけると生き返ることができるらしいです。画的には、ナウシカの世界観。私はこれから平穏な美しい水の時代を描きたいと思っていたのだけど、私の脳内にある海中とは全く違った世界になってしまうのかも…。そう、そうなるか、ならないかは、これから先のヒトの活動次第です!

今回の放送で、もう一つ、関さんが熱弁をふるっていたのは”クローン”。DNAの交配を進めることで、遺伝子の純度を上げるという試みが進むという。既に、中国でのペットのクローンは、経済ニュースでも話題になっていたし、マンモスを復活させるという米国のバイオ企業もあるとか。多額の費用を使って研究開発してマンモスを復活させてどうするんでしょうね?”ジュラシックパーク”でもつくって、観光客誘致でもするのだろうか。あの映画では人類は恐怖に晒されてしまうという記憶があるし、作った後のことを考えているのか心配になる(米国発のモノゴトって、世界に与える悪影響については基本的に考えていないことが多いように思う)。

DNA交配については、過酷な環境を生き残るための苦肉の策になるのかも。食物だって環境に適応できる”強い種”を求めて交配されてきている。それを進めていくと、人類の未来には”アバター(映画)”あたりも想像できそう。米国映画の発想力って本当に豊か。作られた時代が15年ほど前、ジュラシックパークに至っては30年前。手塚治虫氏が描いた未来が現実化していくように、これから先の未来には、米国の描いた世界観が現実化することもあるのかもしれない。

関さんワールドで、だいぶイメージが変わってしまいそうになったけれど、私が想定している水の時代は、地球には海の領域が増えて、サンゴ礁が生育する水温が安定し、美しいサンゴ礁と海中の生物多様性が栄える時代。DNA交配により水中で住む新しい人類(哺乳類の新種)が、海中の生き物たちと生物多様性の生態系を新たに形成してゆくという、ファンタジーに傾倒しつつある。
私は、未来に希望を残したいのです。

未来の海に広がる美しい生態系のイメージ

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