しきたりに従い水を供える
新しい勤務先の指示で健康診断を受ける。
国際色ゆたかな地域の町医者のため、外国語対応とあったが、看護師さんも医者の先生も何となくカタコト感のある方たちだった。なるほどなぁ…
朝イチの健康診断で、他の患者が誰もいなかったが、なぜか急ピッチであらゆる検査が進んだ。なかでも身長は自己申告だけで済んだ。身長を聞かれている裏で次の検査の準備をがたごとやっていて、いろいろ落ち着かない。そ、そんなに焦らなくても!!
9時前に健康診断が終わり、帰宅してまだ残っていたカレーの最後の一杯を朝食として食べた。
そして、寝た。
びっくりするほど寝た。
ただし眠りが浅かったので、しっかり金縛りになった。昼寝をするといつもこうだ。
金縛りから解放されたところで、夢にかつての愛犬が登場したのを思い出し、遺影に水を供えていなかったことに気づいた。我が家には愛犬の祭壇を祀る不思議な文化がある。金縛りにもあったことだし、ここはやはりしきたりに従い、水は供えるべきだと確信を持つ。
午後から本棚の棚板を調達しに行く。手に入れるというノルマを達成したので、本棚の整理は翌日に延期した。かわりに転居の挨拶はがきを作り始めたが、いまいち整わない。原案だけ作って寝かせておくことに。未来の私がいずれまた手直しをしてくれるだろう。
何度も見ているのに、今回も金ローで「魔女の宅急便」を最初から最後まで見届けてしまった。
冒頭は母親の気持ちで泣き、終盤はキキの独り立ちを思って泣いた。
魔女宅は思春期の挫折と克己にヒリヒリしつつ、働くことの苦労と喜びが描かれているので大人になってからはいっそう身にしみるようになった。
キキと同じくらいの年齢の子どもたちはどんな気持ちで見ているのだろう。新学期への期待と不安はこの映画と何かリンクするところがあるのだろうか。
13歳。もはや遠すぎてあまり思い出せない。
なんとなく右腕の肘裏が痛むと思ったら、珍しく採血の跡が内出血になっていた。あの先生、ワイルドな感じで針刺してきたもんなぁ。
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