Le 4 - 10 juin 2019 Berlin #2
ベルリン2日目。
夜のイベントまでは時間があるので市内に出かけることにしました。
前回に来た時とほぼ同じ場所でもあるのですが、
冬と夏で空気や色の違いがはっきりと見えるのが目に楽しいです。
それにしても日差しが強くて日陰がなければ生きていけない…。
朝一番のカフェのテラスで過ごす人のテーブルにはコーヒーとビールがあるし、
街の人たちもコーラのようにビール瓶を手にして飲みながら歩いています。
もちろん、日本でも缶ビールを飲みながら歩いている人を見かける時もあって、
皆どことなくコソコソしているのに、こちらの人は堂々としてかっこいいです。
イチゴを売っているスタンドが可愛い。
暑さのためにアイスクリーム中毒になっています。
この街は分断されていた跡がたくさん残っていて、表と裏のように、
同じ建物を見るにも必ず向こう側にも行くというような繰り返しをしました。
昼間はこんなにいい天気だったので、出先から帰るのまず昼寝。
明るい時間が長いし、夜出かけるのでそれくらいしないと体力がもたないのです。
夕食後、21:00ぐらいに出かけてもこの明るさ。
言語化しにくいのですが、あえてわたしが持っている印象から書くと、
バルセロナもベルリンも東京と同じくらいか、
もしくはそれ以上タンゴラバーはたくさんいるように思います。
人数が多い分、タンゴを楽しむ場所もスタイルも幅広いように思うし、
発表会やコンペティションを目標に励むという要素よりも、
日頃のミロンガで楽しく踊るために熱心に練習を積み重ねつつ、
その人自身のセンスでタンゴを作って楽しんでいる要素が強いなと思います。
ソーシャルダンスであるには違いないけれど、こういう場面を見ると
ストリートカルチャーでもあるとも言えると思います。
採点されることを意識することなく、素敵な踊りを目指している人たちが作る、
魅力や引力はすごく強いと思えてしまうのは、
異国に対する目新しさだけが理由ではないと思います。
日本でタンゴを踊る人にとってもタンゴは生活に根付いているはずで、
そのことはベルリンと変わらないけれど、何かが違う。
違うことが面白いと思います。
踊ってくれた人に大抵どこから来たかとか、
旅行で来たのかとか、どれくらい踊っているのかとか聞かれるけれど、
ここで、翌日からレッスンの約束をしている先生の話をすると、
大抵に人は彼のことを知っていて、そんな話をしている矢先にここで先生と再会。
翌日から、彼とのレッスンが始まります。