3 juin 2019 #1 Château de Chenonceau
前日と打って変わっての曇り空の雨模様の中、
ホテルの近くのカフェで、カフェオレとクロワッサンの朝食をとってから
次の目的地に向かいました。
Bloisから車で40分ほどのシュノンソー城に向かいました。
駐車場からお城までの道がすでに物語のはじまりみたい。
こういう景色、何か外国の絵本でみたことある。
マルクの塔
今まで見てきたルネサンス形式の建築です。
60歳すぎても30代にしか見えなかったという愛妾ディアーヌの寝室。
正妻のカトリーヌは夫アンリ2世の死後、
彼女からシュノンソー城を奪って住んだと言われます。
6人の女性が代わる代わる住んだお城なので、
全ての調度品に女性らしさを感じます。
アーチとなった河をわたる橋はギャラリーでした。
ここで河を眺めながらの舞踏会が行われていたらしいです。
廊下の窓から見た川の景色
やはり嘘っぽい演出ですが、作業場が好きなもので写真が多めです。
これ、全部が生花でした。
夫が暗殺されてからこの部屋で引き籠っていた4人目の城主ロレーヌの書斎
(だったと思う。)
美しい礼拝堂
お城をでると広い庭園
女城主が競うようにそれぞれの庭を造っていたとのことです。
初めて芍薬とアーティチョークの畑を見ました。
バラ園も満開でした。ここまで見事なバラ園もそう見たことないです。
女性だからこのような城を作って、守り続けられたと言われています。
武家屋敷のような簡素さよりも、心地良さや華やかさを感じました。
川の上に立っているというだけで、建物の姿も魅力的でした。
家を守るのは女性というのは時代遅れかもしれないけれど、
女性の方が巣を作るのは上手だと個人的には思う。
写真には残しませんでしたが、美術品もたくさん収蔵されていました。
それも女性の主が守ったのだろうなあと想像できます。
この後、また次のお城に向かいます。