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自分が育った街へ
共通点が多い店主さんのいる腸活スープのお店が
私が昔住んでいた家の近くになるのでそこに行ってきました。
とっても明るくて元気な店主さんに会いたくて
わざわざ買いに行ってしまったのですが
その前に私が育った家、
土地は売りに出してしまったのだけど
どうなったかな。
それから近くにあった公園はどんなだったかな?と思って
お店に寄る前に、チラッと寄ってみた話です。
▶︎家はもう新しい家が建っていた
住んでいた家を取り壊したこと、更地になったこと、
売りに出したことはもう知っていたから
あれからどうなったかなと思って、行ってみた。
3歳前くらいから13歳。10年近く住んでいたあの街は
変わっていたり変わっていなかったり。
「あ、あのお家まだあるんだ!」とか
「そうそう、このお家、
すごい木が生い茂ってるんだよな」とか
運転しながら、気が散ってしまうくらい
懐かしい気持ちでいっぱいだった。
丘陵を切り崩したと言われる地域だから
坂のアップダウンがすごい住宅街に我が家はあった。
子供の頃は、
とってもすごい急な坂だと思っていたり
すっごく長い距離だと思っていた道も
案外、こんな感じだったのかと感じました。
私も成長をしたのだなぁと(笑)
角を曲がってみてみると、
もうすでに住宅が建っていた。
大きな大きな一軒家で、お名前も書いてあったので
「あぁまたここから新しい家族の歴史が
この土地に刻まれるんだなぁ」
と不思議な感覚になった。
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引っ越してすぐ、お兄ちゃんと庭で遊んだこと
昔飼っていた犬が
私のぬいぐるみを噛みちぎってしまったこと
大雪が降ったこと
ラーメンをこぼして大火傷したこと
ピアノの練習で怒られたこと
サンタさんが来てくれた夜のこと
たくさんの記憶が一気に蘇ってきて
涙が溢れてきた。
ジーンとしていたら、
その新しいお家を工事しているおじさんに
めっちゃ見られてしまったから撤収したけど(笑)
▶︎公園も変わっていなかった
住んでいた家から
少し坂を登っていくと公園があった。
鉄塔があって、
階段を登ると自治会館?て言うのかな?
集会所見たいのがあるんだけど、
何も変わってなかった。
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逆上がりができないのは自分の実力だった(笑)
ただやっぱり感じたのは広さ。
広いんだけど、
子供ながらにはもう少し広かったように思えたし
階段の段数も
もっともっとたくさんあるように感じていたけど
大したことなかった。
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大したことなかった
そういえば、友達がいなくて
一人で「グ〜リ〜コ」やっていたなぁ(笑)
パイナツプルとかチヨコレイト(チョコレート)
が文字数多い=すぐ進んじゃうんだよね(笑)
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赤いやつ、よく乗ってたのを覚えている
母がよく座ってちたベンチも相変わらず
『そこ』にあった。
母から見ていた私を
今度写真に収めたいなぁと思った。
また逆に、私から見た母の視点で
この公園やこの街を写真撮りたいな。
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ブランコも塗装こそされて綺麗だったけど、
そのまま。
最近の公園ってブランコないから
撤去されていることも多いと思うんだけど
あの頃のまま、この公園にはブランコがあったし
イチョウがこんなに綺麗だったとは
子供の頃には気がつかなかったこと。
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声をかけまくっていたらしい砂場
▶︎人見知りしない私が積極的だった砂場
小学生になって
「自分って人からこう思われているんだ」と
色々気がついてから、とっても人見知りになった私。
でも幼稚園時代はとっても積極的で、
人見知りしない子だったと聞いたことがある。
『あたち、しおり!一緒に遊びましょう!』
見ず知らずの子にこうやって声をかけていて
見ず知らずのお兄ちゃんたちは、目を丸くして
「お前知ってる?」
「しらね。でもいいよ」という
やりとりをたくさん見たと母から聞いていた、砂場。
そうやって声をかけて、みんなで山を作ったり
おままごとをしていたとか。
今の私じゃ考えられないんだけど
きっと本来の私ってそうやって積極的に
声をかけるような子なんだろうなと思う。
▶︎育った街はなんだか特別
言葉にはうまくできないけれど
育った街はやっぱり特別に見えた。
色々な感情が溢れてきたし、自分に素直にもなれた。
同じ市内に引っ越して、
今空き家になってしまった実家が
あるんだけど、また違う空気感がこの街(地域)にはある。
過ごしていたのが幼少期だからなのかな。
とってもいい時間だったから
今度は私の目線や母目線で写真を撮りにいこう。
最寄りの駅に車を停めて、最寄りの駅から歩いて
この街をもう一度歩いてみようと思う