何でもない会社員がnoteを始める理由
初めましての人も、いつもありがとうの人も
こんにちは。
4月から在宅ワークになり、少し振り返る時間ができたのでこれを機に長文を書いてみようと思います。
長文を書くなんでmixiの日記ぶり。
実際にnoteを書こうと思って驚いたのはちょうど去年の今頃にアカウントを作成していたこと。一年後越しの初投稿です。続けられるように頑張りますのでゆるっと応援してもらえると嬉しいです。
軽く自己紹介を…
群馬生まれ茨城育ち、大学から東京へ。
好きなものは旅と音楽とスポーツとハイボール。
(訪れた国は47ヵ国、ウイスキー検定勉強中)
教育学部卒業後⇒旅行会社で添乗員⇒人材業界
「右手に見えますのは~」はバスガイドさんです。
添乗員は最後尾にいるスーツの人です。
お笑い芸人を目指していた時期もあり、オーディション受けたこともありました。某養成所に特待生で受かったものの相方がナミビアへ飛び立ち、その夢は途絶えました。(その後、彼女は裸族としてナミビアで楽しそうに暮らしていました)
そんなこんなで今に至るまでの流れとしてはこんな感じです。
《①教員への違和感》
教育学部でひたすら勉強して小中高の教員免許取得。
初等教育教員養成課程国際教育選修といういかにもグローバルっぽい学部で海外の教育と日本の教育両方に触れることで、改めて教育に関わりたいと強く思うようになる。
その一方、教育実習を重ねて実際に現場を見ることで、教員という立場からできることには限界があるのではないかと疑問を持ち始める。
《②バックパッカーデビュー》
大学2年時、従兄弟(株式会社TABIPPOの代表:清水直哉)の影響もあり、興味本位で、東南アジアと南米を一人旅。
ペルーの小学校で1ヵ月間過ごして、常識に縛られない教育の在り方や方針、教員の姿を目の当たりにする。何より印象的だったのは現地の子供たちの笑顔だった。知らないことを知るということは本来楽しいこと、学ぶことがこんなに楽しいんだということを思い出させてくれた笑顔だった。
どうせなるなら世界や社会を知っている教員に、1人でも多くの子どもに夢を与えられる教員に、世界一面白い教員になりたいと思うようになる。
旅を通じて思っていた以上に世界は広く、自分の常識は世界の常識ではないことに気付かされる。
《③一般企業に就職》
海外での体験、発見がきっかけとなり、教育×海外で“何か”したいという思いが強まる。新卒で教員になるというキャリアへの違和感は拭えず、就職活動をスタート。実際に一般企業だからこそ学べることは沢山あった。
旅行会社に入社し、教育旅行に携わる。大学では体験学習を専門に学んでいたこともあり、教育旅行への思いやこだわりは強かった。ホテル滞在ではなく全員がホームステイを体験する海外修学旅行、実際に海外の企業で働くインターンシップや海外研修に携わり、企画や添乗を担当。また、留学のエージェントとして中学生、高校生、大学生の海外経験をサポートをする日々を過ごす。添乗中には数々の武勇伝を残す。(需要があれば後日…)
学校などの教育機関相手に「教育×海外」の可能性を広げることに尽力したものの、改めて教育の本質に関わることの大変さを痛感する。
《④学ぶことをやめない》
生きている限り学びに執着しろと言われて育ったこともあり、休みはフルに使って5年で40か国以上を旅した。社会人になって旅ができないという人もいるけど私はそうは思わない。旅以外にも土日は基本的に外に出るようにした。にいろんなコミュニティに参加して交友関係を広げた。自分の知らないことを知っている人との出会いがただただ楽しかった、刺激的だった。そうして私という人間が形成されていった。
旅先で出会う学生たちが日本の就活やキャリアに疑問を抱いていること、海外経験を生かし切れていないことに気付く。海外経験を活かしてほしい、海外経験によってどれだけ人が成長するかを世間にもっと広めたいと思うようになる。海外に行ったことがある人に共感してもらうのではなく、海外に一切興味のない人を含めた世間一般に「海外経験の魅力」「旅が人をどれだけ成長させるのか」を知ってもらいたいと強く思うようになった。
《⑤異業種への転職》
旅行会社からではアプローチできる層が限られていることに気付く。
教育現場でできることに限界を感じて一般企業に就職したのにこのままでは同じだ…と思い転職を決意。海外に興味がない人が海外に興味を持ってくれるようになるにはどうしたらいいのか考えた時、旅先での出来事を思い出す。
★旅人採用の立ち上げにジョイン★
留学、ワーホリ、バックパッカー、旅行、インターン、何かしらの形で海外経験がある学生を対象にした就職エージェント。
海外経験のある若者が社会で活躍できる仕組みができれば、海外経験に価値を感じてくれる人が増え、海外に目を向ける人が増えるのではないかと思った。海外に行く人が増えると思った。
旅は人を成長させると私は思う。海外で過ごすと必然的に自己決定の場が増える。それは生粋の優柔不断である私が旅において一番苦労する部分でもある。
どこに行くのか、どうやっていくのか、いつまでに何をしなければならないのか、何を食べるのか、何を買うのか…何から何まで自分で決めないといけない。日本にいるときよりはるかに自分で決めないといけないことの量が増える。それをすべて自分で決めなければいけないし、その決断の責任を全部自分で負わないといけないのである。
・日本の良い所も悪い所も客観的に見れる
・新しいことに挑戦することを恐れない
・変化に柔軟
・精神的にも体力的にもタフ
・決断力、自走する力、思考力
・社交性、思いやり、利他
・明るい、積極的、知的好奇心旺盛
・責任感、粘り強さ
言葉にするとちょっとパッとしないけど、海外での経験を通じて成長した若者が、海外経験そのものが、活きる社会を目指したい。そうして海外に行く若者を増やしたい。
そんな思いで転職したわけですが、人材業界に身を置くことで今まで全く知らなかった各業界のことを知ることができた。人脈もどんどん広がっていった。日々の発見が楽しくて仕方なかった。いろんな企業、いろんな学生との関わりを通じて思ったことは、目標に向かって頑張る人たちを応援するということが好きだということだった。
頑張っている人たちのために何かしてあげたい、少しでも力になりたい、自分のためよりそういう人たちのために何かしたいと思うようになり、やがて考えるより先に行動するようになっていった。これが“やりがい”なんだと感じた。
そんなこんなで平日は学生たちのキャリアサポート。土日は留学や世界一周など海外進出を夢みる人たちの応援や、アーティストやクリエイターなど夢を与える人たちのサポートをしています。
自分探しのためにバックパッカーデビュー。
現地で出会ったお兄さん達と inカンボジア。
翌日みんな腹痛。
テニス部現役だからギャルみたいに黒いですがそれはさておき、私もそうだったように、誰もはみな一度は“何者か”になりたいと思った経験がある。“何か”やりたいと思いをくすぶらせることがある。
幼少期はケーキ屋さん、お花屋さん、ウルトラマン、セーラームーン。自分の好きなものを目指していた。職業と言われたら両親の仕事か教員か医者か、自分が関わったことのある身近なものしか浮かばない。それでもなんとか自分が知っているものに必死に当てはめて、夢として語っていた。
他の人と被ろうが、それが安易か困難か関係なく「無知」が武器となり夢を語らせてくれた。
いつからだろう。
“夢”を語れなくなったのは。
経験が邪魔をするようになったのは。
経験があるから出来ない事への可能性がうまれる、逆に経験を積むにつれて失うものもある。経験というものは諸刃の剣なのである。
大人になると知らず知らずのうちに傷付くことを避け、いつの間にか諦めることが増えていく。そして諦めたことすらも忘れてしまう。
諦めること得意になってはいけない。
やらない理由を探すことを特になってはいけない。
※これはNetflixジャパンオリジナルドラマ「FOLLOWERS」の名言ですので、お時間ある方(特に女性陣)見てください。笑
日本で将来のことを尋ねると「職業」や「働き方」で答える人が多い。
・成長したい
・旅しながら働きたい
・海外と関わりたい
・英語使いたい
・フリーランスになりたい
それらはあくまで手段であって、それでどうしたいのかが大切。
海外で将来のこと尋ねると「生き方」「自分の在り方」「家族との関係」いわゆる人生の目的を語ってくれる人が多い。そのための1つの手段が仕事という捉え方ができているからかもしれない。
そう考えると夢を語るには将来をイメージすることが大切で、それがあるからこそ、そこに向かうためにやるべきこと、経験すべきこと、見つけるスキル、つまりキャリアがある。
自分の決断に自信を持ってほしい。
もっと多くの人が胸を張って夢や将来のことを語れるようになってほしい。目を輝かせて語ってほしい。自分の言葉で紡いでほしい。
「誰もが自分の人生を愛せる世界」
いうならば、それが私の夢なのかもしれない。
笑う人がいてもいい、ピンとこない人も山ほどいると思う。それでもいい。
ただ、否定する権利は誰にもない。
常識にとらわれず自分の人生を愛する人たち。
inバラデロ(注:ミッキーは私物ではありません)
Photo by 伊佐知美
「頑張る人を応援する」
目標に向かって頑張る人、新しいことにトライしようとしている人、そういう人たちが存分に挑戦できるようにサポートすることが私の夢「誰もが自分の人生を愛せる世界」に向かう第一歩だと思った。これは今の仕事に出会わなければ気付けなかったことかもしれない。
就活相談を受けていても「誰かのためになることがしたい」というキーワードをよく耳にする。大事なのはそれを通じてどうしたいか。目的と手段をはき違えないこと。
・誰かのためって?誰?
・ためになることって?どんなこと?
・それを通じてどうしたいの?
実際に私自身もそうやって考え抜いた結果…
「誰もが自分の人生を愛せる世界」を目指すために目標に向かって頑張る人を応援、サポートしたいのだと気付いた。
そうすることでもっと挑戦する人が増え、挑戦や経験を通じて自信が持てるようになって、その結果、夢を語れる人が増えてほしい。
だからこそ、そういう人たちの可能性を広げるために私だから出来ることは何か、私じゃないとできないことは何か、それを考えることを意識するようになった。
自分にしかできないことを見つけることは難しい。自分らしさや強みがパッと出る人が羨ましい。私の強み…強いていうなら人との距離の取り方だろうか、コミュニケーションスキル?とかっていうと大概の人が当てはまる気がしてしまって違う気もする。
自己肯定感が皆無な私が、自分にしかできないことを見つけるというのは、草むらのコラッタがどうなったらルギアになれるのか聞かれているようなもの(意味不明)
裏技がない限り一つ一つ確かめるしかない。いろんな経験を積んで自分にできることを見つける努力をしないといけない、ただただ頭で考えるのではなく成功体験を重ねること以外になかった。今強みを持っている人はこれまで努力を重ねてきた人だ、私は今から見つけるのだからその分の努力、見つける努力はしないといけない。
だから私はとにかくいろんなことに挑戦することを決めた。
(人生初の全身タイツも今ではいい経験です)
育った環境も、ぶつかった壁も、乗り越えてきた壁も、出会いも別れも、生まれてから今に至るまでの「全て」が自分をつくっている。無駄なことなんて何一つない。どれもこれも自分にしかないかけがえのない経験・人脈であり、他の誰にもないオンリーワンの武器になる。
時には“経験”が「挑戦」を邪魔することもある。
「挑戦」することに対して恐怖や不安が芽生える。
けれど“経験”があるからこそ「挑戦」しようと思える。
だから私はまだまだ挑戦をする、失うものに目を向けるのではなくこれから得るものに目を向けたい。
何者かになろうとするから苦しい。
あなたはあなたで、私は私。
“何者か”それは自分の夢や理想。
何者かになりたいと思うならまずは自分の夢や将来のwillと真剣に向き合ってみてほしい。
私の目指す「何者か」それは「誰もが自分の人生を愛せる世界を目指して、頑張る人を応援するために、自分自身も挑戦し続けることを諦めない者」なのかもしれない。
こんなに長々と書いたものの、正直これが「夢」なのかはわからない。でもこうやって手探りでもいいから前に進んでいく方が人生は楽しい。選んだ道を正解にしていくのが人生。大丈夫、いつでも方向転換はできる。
たとえどんなに遠回りをしたとしても進まないとゴールには近づけない。
今の自分の夢ややりたいことをちゃんと自分の言葉で言語化することがどれだけ大切なことなのか人材の業界に入って気付いた。そして口にし続ければ叶うということも実際に経験してきた。
人の人生に向き合う仕事だからこそ、自分の人生とも向き合おう、そう思わせてくれた。自分の人生と同じくらい大切に人の人生に向き合える仕事に責任と誇りをもって向き合いたいと思う。
何がやりたいかわからないなら一緒に考えよう。やってみたいことがあるなら声に出そう。自分のことって意外と自分じゃわからないことが多い。人に言われてはっとすることも多い。
自分の人生と真剣に向き合える人を一人でも増やすために私はいろんな挑戦をしていく。キャリアアドバイザーもその中の手段の一つだと思っている。
やりたいことあっても口に出さない、出せない人が多い。自己肯定感低い人ほど「私なんかが…」ってなりがち。私もそういうタイプの人間なので気持ちはよくわかる。
だからこそ、私がファーストペンギンになる。
有言実行という言葉があるように人は言わないとやらない。言ったらやらなきゃと思うのが人間。口ににする、文字にする、誰かに共有することの大切さを身をもって立証していきたい。
キャリアアドバイザーとして、一人の人間として。
これから先、私がやっていきたいこと。
①教育×海外
②頑張る人を応援する
③世の中のいいものを広げる
④人々が集まる場所づくり
⇒スナックまたはバー
⑤王様のブランチでリポーター
④⑤は昔からやりたいこと(笑)
②の幅広げるためにも③として広報、PRはできるようになりたい。そうなると、そのためには何が必要だろうか…って考えていたら、「あれ、これって普段私が学生に聞いていることだ」って気付いて笑ってしまった。
新卒だとか社会人とか年齢関係なくみんなで夢を語り合いたい。この時期だからこそ、時間ができるからこそ、自分のこれからの人生と向き合ってみてほしい。
どこにでもいる会社員の言葉だからこそリアルでいいじゃない?人材業界の人とは思えないくらい抽象的でごめんなさい。むしろそれくらいがいいじゃない?笑
いろんな経験を重ねて具体的にしていこうと思います。その経験を通じて感じたことをこうやって文字にしていこうと思います。
こんな私の文章が
誰かを勇気づけることができるかもしれない。
何でもない会社員のnoteが
誰かの背中を押すことができるかもしれない。
頑張ろうとしてる誰かの背中を
おしてあげることができるかもしれない。
それが私、何でもない会社員がnoteを始める理由です。