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デンマークオーペア生活🇩🇰③

2024.9.9付けでやっとVISAが降りました!
ワーホリビザを申請したのが3月末なので、約半年越しのビザです。やっと市民権を得ました。

Au-pair生活、3ヶ月経ってみて

人生初オーペアになって3ヶ月が経った。ありがたい変化は朝一番に子どもたちに拒絶されることがなくなったことかな。最初の2ヶ月くらいはお着替え終わったあとくらいからは仲良く遊べるんだけど、朝に顔を合わせたときに「お前じゃない」って拒否されるのがキツかった。今はそうなってしまう状況を避けるスキル(というほどのことではない、自分からは話しかけないだけ)を身に着けたおかげなのか、慣れなのか、あっちから自然に絡んでくるようになった。
3ヶ月経ってみて、時間が解決することがあるんだなあと実感。
そういえば3歳の妹ちゃんを幼稚園に連れて行くと、もう1年以上お世話になっている幼稚園なのに、未だに朝は先生・お友だち全員に人見知りして挨拶もできない。それと比べたときに、私が朝一緒に笑いながら過ごせるようになったというのは、彼女の中で私も家族の一員として認めてもらえているのかなと思ったりする。

子どもと一緒にいることにも少し慣れたなと思う。学んだことは自分も自然体でいることの大事さ。じゃないと、色んな意味で持たない。私が彼らがどんなことで泣き笑いするのかを見ているように、彼らも私がどんなことで顔色が変わるのかを見ているのだ。
その具体例として、私の待受の恋人の写真を指さして「これ誰?」と聞いてくるようになった。それを聞かれると無条件に私が笑顔になってしまうことをどうやら覚えたらしい。
先日そのことを恋人に話したら、子どもに機嫌をとられてると笑っていた。
本当にそうなのだから私も笑ってしまう。

兄弟ケンカの仲裁の難しさ

5歳のお兄ちゃんと話すときは英語。
3歳の妹ちゃんと話すときは日本語。
二人ともが理解できるデンマーク語は私が話せない。

二人がケンカし始めたとき、とっさに何語で言えばいいのかわからなくてフリーズすることがある。そうこうしているうちにどちらも加害者になるから難しい。妹ちゃんが遊んでたおもちゃをお兄ちゃんが取った。その後に妹ちゃんがお兄ちゃんを蹴った。
「おもちゃは順番で使おうね。」「取られて嫌だったよね。でも蹴るのはダメ。」
そんな言葉が頭に浮かんでいても、目の前の攻防ならぬ攻攻は私を待つことなく過激化していくのがわかる。。。だから大体運びやすい妹ちゃんを拉致して強制的に個別にお話する形に持っていくことが多いのだけれども。
仲良く遊んでる時間もとっても増えた二人。お互いのその日の調子で昨日は笑えてたことが今日は嫌なことに変わってしまう。相手の気持ちを考えることがまだまだ難しい二人がお互い一緒に遊びたがっているのはすごく微笑ましい。どうか平穏に、楽しく過ごしてほしいのと共に、私ははやくデンマーク語を覚えたい。
あー、子育てしてる人ってすごいなあ。

プライベートの時間と家族の時間

最近は申し訳なさを割り切って、自分がしたいように過ごそうって決めている。本当にありがたい恵まれた環境だから、割り切ればいくらでも自分のコミュニティは広げられる兆しが見えてるし、”家の外では”それなりに充実できる。
でも仕事終わりと週末、外で過ごしていると子どもたちと遊んでいるとき以外家族と過ごす時間がない。故に、家族について話す時間が十分に取れてないなと思う。だから、シンプルに仕事の様子(出張のスケジュール)だとか子育てのルール的なものも必要なコミュニケーションがあんまり取れていない気がする。両親からのリクエストがあれば、きっと言ってくれるだろうと思いつつも、このままでいいのかな、なんて思ったりもする。
私にできることは、私の中にクエッションマークがあったらそれは必ず二人に相談することだろう。
子どもたちの前で相談できない内容のときは、チャットで連絡するのも一手。自分からのコミュニケーションを怠らないように気をつけようと思う。

心から仲良しって言えるほど関係は構築できていないけど、私は自分自身含めこの家族メンバーみんなに幸せでいてほしいと思う。みんなが笑っていたらいいなと、思う。

デンマーク語習得にむけて


日本語が使える甘い環境。なぜなら私はデンマーク語ではなく手話が勉強したいのだっ!と思って海を渡ったが、どうしてもたまに感じてしまう言語の壁。
私がデンマーク語をもっと解かれば。。。そんなことが家の内外で多々ある。
デンマークは英語が通じるけど、デンマーク語がわからないとやはり得られる情報は限られてしまう。

そう思う/感じるので、私は明日デンマーク語学校の面談を受ける。
デンマーク手話もデンマーク語がわからないと理解できないので、最低限のデンマーク語を覚えたいと思う。

一番の目的である国際手話でなくても、学んだことはどこかで繋がってくると信じて。

過去のAという経験が未来につながることは、その経験Aを実際に積んだ人にしかわからないことである。
やれることをやってみよう。時間は有限なので、気が向いたことはとりあえずやろう。

ちなみに現在、「私はデンマーク語を話せません」は言える。
”Jeg kan ikke tale dansk.” 
ヤ カンイッ(ク) テール ダンス(ク)

次、オーペア生活について振り返るときには三行日記くらいデンマーク語を披露できるようになっているかな。
…とりあえず、それを目標に頑張ろう。


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