「そもそも」を問うっておもしろい
IT業界でエンジニアとして働くワーママです。年始に2冊の本を読みました。どちらも考え抜く手法を紹介する本です。年末の管理職試験で「考え抜く」姿勢の必要性を感じて、手に取った本です。考えることについて考えてみました。
読んだ本2冊
アイデアの紡ぎ方
この本の中で、アイデアを考える時のタイプが定義されていました。私は「ブレストタイプ」だなと思いました。与えられたテーマに対して素直に解決策を考えるタイプ。”そもそも”を疑わずに走り始めちゃう欠点があります。
図星すぎて読むのが一時止まりました(笑)
「自分の意見」ってどうつくるの?
自分の意見を作る5ステップで、「言葉を定義する」というのが自分にかけているところだな〜と思いました。
そして、使えるかもと思ったのが、考えを深める接続詞です。「そもそも」「例えば」「確かに」「でも」
2冊を読んでやってみたこと
たまたま同時期にこの2冊を読みました。それと同時に、自分では衝撃を受けたことがありました。
小さい衝撃
Eテレで0655という番組があり、そこで干支ソングが流されています。2023年の干支ソングは「勇者うさの冒険」という歌で、うさぎがじゃがキングという悪者と戦って勝つストーリーです。
2023年中は、朝食を準備しながら聞いていたのもあり、なんとなく勧善懲悪ものだとストーリーになるよね、くらいで聞いていました。
しかし、2023年末にフルバージョンの歌が放映されて、勇者うさが戦っている理由が、ウサギたちが作った餅をじゃがキングが奪ったから、ということがわかりました。
仕事では、振られた仕事に対しては目的を押さえるように努めています。なのに、2023年の1年間、勇者うさが戦う目的も知らずにただ聞いていたことに、自分なりにショックを受けていました。
そして、餅のために命懸けで戦うのか?とも思いました。
そもそもを考えてみる
勇者うさの衝撃から「そもそも」を問うてみました。そこで接続詞を使ってみます。
そもそも…餅のために命懸けで戦う必要があるのか
例えば…餅はまた作ればいい
確かに(一般論)…命より大切な餅は考られない
でも(一般論では説明できない)…命懸けで餅を取り返す必要がある場合があるのなら?
このように問いを展開させてみたら、餅を取り返すことが目的ではなく手段なのではないか、と発想しました。餅を取り返した栄光をもとに勇者うさが得たいものは何か…
考えを深める体験をできた!と思ったので、ここまでにしておきます:-)