『問いかけの作法』を読んで「問いかけ」力を磨く
最近1on1が多くの企業で実施され、よく「対話」や「問いかけ」という言葉を耳にします。私も「対話」「問いかけ」に興味を持っている一人です。
「問いかけ」への興味
とあるコミュニティで「対話」について、実践できるように学ぶ機会があリました。「問いかけ」を受ける側になった時は、今まで自分ひとりでは見えなかった景色を見ることができて感動しました。しかし「問いかけ」する側は難しい!どうしても答えを教えたり、自分の意見を伝えたくなりますが、そこを堪えて相手に考えさせる質問をし続けるのです。
この「問いかけ」の面白さに興味を持ったところで、仕事で後輩の業務を毎週レビューをして、業務を滞りを解消させる役割を持つことになり、「問いかけ」力を磨こう!と意気込んで臨んでいました。そこで『問いかけの作法』を読んでいました。
読書感想文
読んでみて、すでに実践しているものが多いと思いました。「学びはなかった・・・本当にそれで終わり?」と思って自分の感想を整理してみました。
「問いかけ」の言い換え
この本を読んで得た発見が「問いかけ」を言い換えた言葉です。今まで「問いかけを上手くなりたい」と思っていました。しかし「問いかけ」を分解すると「ゆさぶる」「ふかぼる」という言葉に分けられます。「ライトを当てる向きを変える」という言い方もありました。
私の場合、「ふかぼる」は割とできるのですが、「ゆさぶる」は下手で自分の意見を言ってしまう傾向があります。分解することで上達への道が具体的になりました。
将来の自分に必要かも
「問いかけ」に関する具体的なテクニックが体系的に紹介された本です。読みながら、「こんな大げさな演出はやれないな〜」と思って読み飛ばしているテクニックがいくつかあることに気づきました。比喩や誇張した表現のアレンジです。
今の私には必要ない、使わなくても支障がないテクニックです。しかし、職場のキックオフミーティングなどを思い返すと、部長や統括部長レベルだと使っているテクニックだと気づきました。
今年度は少し役割が変わり、リーダーとして見る業務範囲が増えます。数週間前は自分には不要と思ったテクニックが必要に変わるかもしれません。少し時間が経ったら、もう一度読んでみようと思いました。