転職予定だけど、現職の管理職試験は受けるのか?
現職の会社の将来性を案じて、転職活動をしています。今年の管理職試験の推薦を受ける前に退職意向を伝えようと思って今動いています。しかし、先日「今年管理職試験を受けますか?」と上長から聞かれて、「受けます」と答えてしまいました。自分の動揺を内観するために、書き出してみます。
なぜ「受ける」と答えたか
今年の管理職試験は受けないな〜と思っていたのに、いざ意思確認をされたら「受けます」と答えてしまいました。その背景には2つ思い当たります。
転職活動に気づかれたか?
思っていたよりも3ヶ月早く意思確認をされたので、焦りました。
なんで今?
転職活動しているのに気づかれたのか?
そういえば、今年度から人事評価制度が変わりました。管理職試験については大きく変わらないだろうと言われていましたが、実際は分かりません。
今の転職活動状況
2社書類選考を通過して、1社と一次面接を終えました。正直手応えがありませんが、結果待ちです。
そんな中、転職エージェントから押されて試しに応募していた別企業の書類選考不合格の知らせを受けて、期待していなかったのにそれなりにショックを受けていました。
私は今回満足できる転職できるのか?と不安になっていました。
管理職に引き上げようとしてくれている現職の会社へ流されたい気持ちにもなっていました。
転職活動のバックアッププラン
現状では、何がなんでも今年に転職をしなければいけない理由はありません。6月7月に応募して、転職活動が芳しくなければ、現職を頑張ろうと思っていて、その可能性が色濃くなってきたなと思っているところです。
現職でもう少し頑張ってもいいんじゃないかと思えているのは2つあると考えています。
会社に大きい不満がない
一次面接で現職への不満について質問されました。
これ、正直に言って「無い」のです。細かいものはありますが、転職を後押しするほどの不満では無いのです。
一次面接の後に、会社への不満を考えていると、今の会社には成長させてくれる機会をいっぱいもらったし、それを実現させてくれる上司も多かったなと思い、感謝の気持ちで涙が溢れてきました。
一方で「昔は良かったな」とノスタルジックな感情にもなっており、自分の中で今の会社は”終わったもの”になっていることにも気づきました。
自分の中で終わった存在でも、社会的にはまだまだ存在価値がありますし、管理職として成長する機会を得ることもできそうです。そして一緒に働く人たちにも恵まれていると思うので、現職に残るのも一つの選択肢だと思ったのです。
「成長」のための転職は逃げ?
私は「成長できると信じられる領域で自分も成長したいと」という思いを持っています。
しかし、”「成長」のための転職は逃げ”という論調を見て、確かにそうかもと思うところがありました。
自分が成長できるかどうかではなく、管理職になったら「成長させる」側になります。その視点で動けていたのか?やり残していることはないのか?と自問自答しました。
一旦は、成長させる価値があるビジネスモデルではない、という結論を私の中では出しましたが、転職理由や希望職種との矛盾があるように思っています。
8月までに良さそうなところへの転職が見えてこなければ、現職に本腰を入れて、今のビジネスモデルの延伸や既存シェアの拡張に向き合ってみてもいいのかもと思いました。