〝I just wanna be my self〟 感想
前置き無しで
レオでした。
わたしたちが信じたレオは、やっぱりどうあがいてもレオでした。
わたしはレオの言葉選びが推し始めた頃から本当に好きです。
痛みに寄り添うみたいな優しい言葉もそうですが、わたしたちが形容できない、これに名前をつけてほしいというようなぐちゃぐちゃしたきつい思いにレオはいつも「ああ、これだったんだな」とすんなり胸に染みてくる言葉をくれます。その言葉たちが弾けて爽やかな音楽とともに、レオの口から奏でられている。幸せでしょうがなくて曲が終わるのが惜しくてしょうがなかった。
感動して泣くかもしれないとか諸々考えながら聴きましたが、もう一週回って笑ってばっかりでした。ジャンクフードを食べてそのまま昼寝するレオ、犬と子どもみたいに全力で遊ぶレオ、映画を見るレオ、そしてある意味吹っ切れたような歌詞を全力で魅せてくれました。辛いときも悲しいときも嬉しいときも、この曲を聴けばそれだけでずっと大丈夫なような気がしました。
以前わたしはブログで〝レオの本音がほしい〟的な話をしたと思うんですけど、レオは歌詞で本音を透けて見せるタイプなのかなぁと思いました。レオが余計なものとか全部脱ぎ捨てて等身大で歌ってくれたこの曲はきっと全肯定でどんな人でも救ってくれるんじゃないかなと思います。
レオが涙をのんだ日々や苦しんだ日々、先の見えない努力をし続けた日々の集大成だと感じています。