3月3日で、33歳になりました!
本日3月3日で、33歳になりました。
私の人生で 3、3、3が揃う誕生日って333歳まで生きない限り1回しかないので、堂々と、人生の段階が「33」に突入したことをご報告させていただきます!
(あ〜!令和3年だったらな〜!惜しい!)
それにしても、33歳?……あまりに、現実味がない。
特に今は、「今日って何月?」と混乱するくらい慌ただしく過ごしているせいか、え!誕生日なの!?という感じ。。。
毎年誕生日に立てていた目標も、昨年から立てなくなった。
意外かもしれませんが、ここ最近は特に「与えられたもの(こと)を、やろう」。そんな心境になりました。
それは決して受身な姿勢で人生に臨むという意味ではなく、「縁があることを、全うしよう」という気持ちなんです。
ご縁があって関わらせてもらっているクライエントさん、そして(それが仕事であれトレーニングであれオーディションであれ)ご縁があって取り組んでいる台本や役に対しての役割を全うできるよう、目の前にあるものを丁寧に見つめ続けたい。
水面に新しい石を投げ込むのではなく、すでに放たれた石から生じている波紋の幅を、振動を、大きく、広く、豊かにしていける人間に少しずつでも近付いていけたら…と、33年生きてみて、今はそんな風に思うのです。
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最初にかかった産科医から「この子は、すでに亡くなっている」と宣告されて、それでも諦めなかった母がセカンドオピニオンを受けて生まれたのが、私でした。
未熟児で生まれた小さな赤ちゃんの身長が170cmを越えるとは、その時誰も予想していなかったと思います。
まだオムツが取れない時期に「ちょっちゃん、ぢょゆうさんになう!(私、女優さんになる!)」とテレビの前でオムツ姿で仁王立ちで宣言し、親戚一同に「なに言ってるのかしら!この子は〜!🤣」と笑われていた私。
幼稚園の先生が寄付してくださった本物のビジューのついた大人用のウェディングドレスを着用し、ドレスの裾を何メートルも引きづりながら、王女様になりきって、幼稚園の長い廊下を来る日も来る日も練り歩いていた私。
反面、「しおりちゃんは、本当に人の気持ちがよくわかるのね」「しおりんの言葉は、オーガニックの薬みたい!」と、人の気持ちを想像することや言葉を紡ぐことについては、一貫して褒めてもらえる事が多かった。
もちろん良いことだけではなく、目を覆いたくなるような体験や大変な傷付きも経験し、それらを本当の意味で承知するには相当の時間と手当てを要しましたし、よく生き抜いたね…と自分を褒めてあげたい気持ちもあります。
33年生きてみても、相変わらず未熟なままな私は「もっとこうだったら良いのに」が無いわけではありません。
それでも、得意なこと(心理士)を生業として、愛すること(お芝居)を続けられているのは、決して当たり前のことではなく、とても、とても、有り難く、幸せなことなんだと噛み締めています。
私に与えられた身体と精神とお付き合いを重ね、厄介な時も決して見捨てず、ご縁のある方々との関係を育み、世界の中であまりに微小な自分自身だけど、微小なりに社会の中でのお役目を全うするために、ビジョンを見据えて、これからも丁寧に歩んでいきたいと思っています。
いつも、有難うございます。
そして、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
2022年3月3日
史穂理
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