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01_マボロシ [名古屋ギター女子部 12ヶ月連続リリース]

2023.01.18(Wed)

名古屋ギター女子部 12ヶ月連続リリース

第1弾『 マボロシ 』
1/18(水)にリリースしました〜〜〜!!!!!



photograph by 後河内美咲


みなさんもう聴いてくれましたか???


昨年12月に発表したとおり、2023年の名古屋ギター女子部は……


12ヶ月連続配信リリースします!!!!!


そして私のnoteでは、リリースされた曲たちについて、制作秘話や動画撮影秘話をお伝えしていけたらと思います!!


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今回リリースした『 マボロシ 』は、メンバーのCHISAが作詞作曲をしました。

CHISAからの楽曲についてのコメントはこちらから読んでね ⇓


ちょくちょく、「これはリアルに基づいてるんですか?」という質問がありますが、

なるほど、、、!ってなるようなことをCHISAが言ってたので、
気になる人は下記インスタライブの7:00くらい(スマホから見る人は残り22:15くらい)のところから聞いてみてください。(笑)
※アーカイブは近日削除予定


編曲は、主にこんどうが担当。
土台となるデモのアレンジはCHISAが作っていました。
そこにこんどうが肉付けしていって、
更にCHISAのピアノアレンジで美しくて儚い衣装を着せた感じ。


『マボロシ』は、歌詞の中で場面の時間軸が動く曲で、
それを編曲でも繊細に表してくれました。


部長は細かく現状を報告するのが大変得意でないので、ズンズン進めていって色んな人に(私を含む)ヤーヤー言われてた気がしますが、、(笑)

「この音が欲しいな」って言うのが頭の中にあって、それをアウトプットして作品として形作られていって。
どちらか片方だけあっても成立しない、それってすごいことだよね。
我がメンバーながら、エクセレントでワンダフォーでファンタスティックだなあ〜〜〜と思います。


現状報告の度にどんどん曲としての完成度が高くなっていって、本当に素敵なアレンジになりました。


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この曲は、去年の夏の終わり頃にレコーディング。


今までのレコーディングは、歌を録っている間にボーカルディレクションをしてくれる人(「監督」みたいな人って感じかな?)がいてくれました。

今回からは、ボーカルディレクションも自分たち。
基本的には、その曲の作曲者&部長こんどうがタッグを組んで進めていきました。


ボーカルディレクションをする際には、常に楽曲全体のバランスを考えたり、第三者的視点を持って挑まなくてはならないので、それを自分たちでやるとなると事前準備がとっても大事。

プリプロ(効率の良いレコーディングをするための事前準備)を何時間もかけて入念に行って準備しました。


ちょっとアンタ、そこに耳はあらへんで!


実はこの『マボロシ』のプリプロの様子は、メンバーのどりーが行っている「どりちゃん」にてちらっと覗くことが出来ます。(笑)


レコーディング当日

美咲ちゃんにもらったお土産の「川通り餅」と、どりママからの美味しい洋菓子の差し入れと、大量のうまい棒その他諸々のお菓子を頬張りながら、『マボロシ』レコーディングに挑みました。


うまい棒タワー1/3減ったよ〜の様子


この曲はサビがユニゾンなのですが、全部のセクションで違うメンバー組み合わせで主旋律を歌っています。
(どこが誰の歌声か分かった人いるかな?)


ソロパートは、その人がどういう歌いまわしにするかで歌が変わってくるのでそれはそれでもちろん面白いのですが、
ユニゾンは「どのメンバーを組み合わせるか」「各々どういう声で歌うか(強弱、響きの高低、その他諸々)」などによって化学反応的に聴こえ方が変わるので、すごく面白いし、いろいろ試したくなってしまいます(笑)


切なさの鉄板ユニゾンはやはり12月生まれのウィスパーふたり組(CHISA&ゆみか)。
だけどそこに美咲ちゃんを足すと、「笑顔だけど泣いてる」になる、とか。


そういうメンバーの「声」の部分も、ぜひみんなにも楽しんでもらえたら嬉しいです!


録り終えたあとのご褒美アイスもちゃっかり。

フィルム加工を引用しているため画質が荒いです。(笑)

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今回の「12ヶ月連続リリース」は、アートワークも自分たちで行っています。
『マボロシ』のジャケット写真は、美咲ちゃんがフィルムカメラで撮影。

写っているのは、なんとCHISAのお部屋です。(笑)


青くて、淡くて、
シンプルでおしゃれな写真だけど、ふたりの暮らしがまだそこに残っているような。


送られてきた時、素敵すぎて声が出ました。


歌詞の世界がぎゅっっっと詰まった1枚です。


photograph by 後河内美咲


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そして動画の撮影は、11月の頭に。

早朝も早朝、
朝5時集合でした。

「朝焼けの中シルエットで撮りたい」という一度しか現れないチャンスを
極寒の中じーーーーっと待っていました。
(寒すぎてどりーは走って周回してた)


その日はそんな早朝にも関わらず人がいっぱいいて。
みんなとんでもない早起きだなあ、もはや早いのか遅いのかもわからんなあ、、とか考えていたのですが、
どうやら「国際宇宙ステーション(ISS)」が上空を通過する様子を見られる日だったみたいです!


おじいちゃんおばあちゃんたちに囲まれて、教えてもらいながら一緒に眺めました。(笑)


そんな、ISS通過直後の映像です。(笑)


表情が見えない感じが、切なさを更にグッと際立たせている気がします。
曲が進むに連れ上がっていく陽の光に包まれて、
まるで本当に存在する場所で撮っているとは思えないような、幻想的な景色でした。


もう皆見てくれたかな??


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そしてそして!
今回の『マボロシ』のリリースを記念して、

1月28日(土)13:00〜
配信シングル 「マボロシ」リリース記念 オンラインライブ を
名古屋ギター女子部 公式YouTubeチャンネルから配信します!!!


ぜひぜひコメントでも感想などお待ちしています!
一緒に楽しもうね〜〜〜!!!


皆の反応を早く直接会って顔を見ながら確かめたい気持ちはあるけれど、
ライブ初披露となる『マボロシ』をお届けできるのがとても嬉しいです。


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『マボロシ』という言葉って別に聞き慣れない言葉なわけじゃないけど、なんだか耳に引っ掛かる言葉だよね。


忘れられない人や、忘れられない思い出って、だれにでもあるのかな。


一緒にいる時は気づかなかったけど、あの人にはあんな優しさがあったんだ
とか、

あの時のあの言葉は、もしかしたらこういう意味があったのかな
とか、

あんな風に返しちゃったけど、素直にこんな言葉で伝えればよかった
とか。



「ありがとう」は相手を想って言う、ベクトルが外側に向いた言葉で、


「ごめん」は許しを請う自分のための、内側に向けた言葉であることが多い気がします。


その時に気付けていたら「ありがとう」って相手の顔を見て言えたのに、
照れてちょっとそっぽ向く顔が見られたのに、


もう「ごめんね」って許しを請うことしかできないんだよね、




あとから気づいたって、君はもう『マボロシ』だから。



『 マボロシ 』
作詞 / 作曲:CHISA
編曲:名古屋ギター女子部

どれだけ君のこと分かった気でいたんだろう
こんなに側にいたはずなのに
散らかった部屋の中 君のものばかりだ
確かにここにいたんだね

スクロールする度にありふれた日常と
君の無邪気な顔がまた光っては消えてった
あの日した約束も 手を繋ぐぬくもりも
夢を見てるみたいに 輪郭が無くなってく

どれだけ君のこと分かった気でいたんだろう
こんなに側にいたはずなのに
散らかった部屋の中 君の影が見えたよ
確かにここにいたんだね

いつまでだって 笑っていたかった
いつまでだって 怒っていたかった
いつまでだって 君が良かった
今日でマボロシになる

ライトアップ終わっちゃって真っ暗で笑った
桜並木も、人混みと花火、紅葉、
雪の中のイルミネーション
全部隣は君だった

帰り道 コンビニ
いつもアイス食べてた
最初の一口をずっとくれていたこと
もっと 優しさに
早く気づいていたかった
ごめんね
ごめんね

君がくれた言葉も(寂しくなる匂いも)
二人だけの記憶も(忘れたくない想いも)
こんな気持ち 初めてだった
君と出会えたから

こんなに君のこと、大好きでいたんだよ。
今更 もう遅いけれど
散らかった部屋の中 今も君がいるんだよ
まだ消えないでいてほしい

いつまでだって 笑っていたかった
いつまでだって 怒っていたかった
いつまでだって 君といたいよ
そうやって言ってくれたのに

マボロシだって分かっているんだよ
本当は全部気づいているんだよ
また会えるなら 夢でもいいから
ずっと触れていたいよ
君を忘れる日まで
マボロシ / 名古屋ギター女子部
https://youtu.be/pGS_9ro23as




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