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雅な闇のとき

すべてが存在していると同時に、何も存在していない。
そこに全ての起源と終焉がある。
種が育つ肥沃な暗闇。
ほっとするようで恐ろしく、解放感があるようで重苦しく、極小のようで巨大。

領域に身を委ね、蒔いた種を成長させる。
何も意のままにできない。

親しんだ考えや、自分らしいやり方を一切手放すとき、そこに神秘が立ち顕れる。

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