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3回目の挑戦にして「マッチングアプリは意外と使えるのかもしれない」と思った話

このnoteは、マッチングアプリに対して過去の経験からネガティブな感情を抱いていたものの、最後の登録から約2年ぶりに再開したら思いの外面白くてハマっているという現状を言語化しておきたくて書いたものだ。

特定のマッチングアプリやサイトのPRや批判の意図は全くない。

リアルな1ユーザー27歳・女性の体験記である。

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マッチングアプリを過去に2回やったが、誰とも会うに至る前に退会しており、自分はマッチングアプリ向きではないと思っている。

最初に登録したのは大学生の頃、2016年の秋だった。
野球観戦が好きだとプロフィールに書いていたので、マッチした人も野球好きばかり。

当時、私の推し球団である北海道日本ハムファイターズが日本シリーズに進出することが決まっており、数名から「日本シリーズのチケットがあるから一緒に観に行こう」という誘いをもらった。

私は自分で応募したチケットの抽選を外していたので「なんで私はチケットを持っていないのに、マッチングアプリで会った相手を呼び出すダシにチケットを使うような人の手にチケットが渡っているんだ!」と腹立たしくなり、サービスを退会した。

(その後、Twitterで出会ったカープファンの方がチケットを譲ってくれたので、日本シリーズは無事現地で観戦できた。)

2回目の登録は社会人2年目。

仕事にも慣れてきたが出会いがないことを職場の先輩に相談したところ、マッチングアプリの登録を勧められた。
同じプロフィールで複数のアプリ登録をすると良いと伺ったので、Pairs・with・Omiaiをその場でインストール。

先輩にはプロフィールの添削もしていただいた。

せっかく先輩にプロフィールの添削までしてもらったのもあり、その場では「やります!がんばります!」と宣言したものの、マッチングしたらすぐにLINEのIDを聞いてくるタイプの人ばかり。
うんざりしていたらそのうち別のところで出会いがあったためマッチングアプリは退会した。※1

そんなわけで私はこれまでマッチングアプリが自分には向いていないのだろうなと思っていたし、マッチングアプリというものをあまり信用していなかった。※2

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※1
これは完全に余談だが、私は「合コンが資料ダウンロードのリード獲得に似ている気がする」みたいな記事を過去に書いている。
「別のところでの出会い」というのが何かはお察しいただけるのではないだろうか。

※2 過去のマッチングアプリに関する投稿。全然信用していないのが出ている。

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今回のnoteでは、私がなぜマッチングアプリを始めたのか、そしてこれまで私は向いていないと思っていたマッチングアプリがなぜ急に「意外と使える」と思うようになったのかを書いてみることにした。

マッチングアプリに対してあまり良い感情を持っていない人、興味はあるがどうすれば良いか分からない人に読んでいただけると参考になるのではないだろうか。(過去の私がまさにそうだったので。)

あとはまだ始めたばかりのためテスト段階ではあるが、私の実際のプロフィールをもとにターゲットへの訴求内容と運用結果を参考までにご共有できればと思う。(ここは誰にでも見せてしまうのは少々恥ずかしい部分なので、有料とさせていただく。)

マッチングアプリを再開するに至った経緯

まず私の現在の状況を簡単に要約すると以下の通りだ。

<前提>
・まわりの幸せな報告がここ1年、特に半年以内で急激に増えた
・私自身は恋人なし。恋人がいなくても楽しく過ごしているが、いざ恋人が欲しいと思ってから動き出すのでは遅いという話を聞き納得
・誰かにとりあえず会ってみようと思えるくらいにはメンタル面が元気になってきた

現状恋愛に対してモチベーションは高くはないが、そもそも誰かと新たに出会うにはどうすれば良いのだろうかと考えていたところ「とりあえず会ってみて付き合うかどうかを判断しよう」というコンセプトの某サービスを見つけた。
そのサービスでは会う相手を指名することはできず、サービス提供先で事前情報をもとにマッチングさせる。

「誰かにあてがわれる自分と相性が良さそうな相手」というのがどんな方なのか気になったのと、通常のマッチングアプリでは会うまでのやり取りをするのが手間なためそこを簡略化できるのが良いと思い、早速利用してみた。

その結果「良い友達にはなれそうだが、自分が恋愛感情を持つ相手ではない」と感じる相手とマッチングし、2回デートをした。(相手は全く悪くない。私が好きになる相手ではなかっただけ。)
私は自分の中で好きになるかならないかの判断はわりとはっきりしているため、1回目のデートの時点で継続は考えられなかった。

サービスは2回のデート後、双方が継続して会う判断をしなかったら関係は解消されて次のマッチングを希望できる仕組みだ。
デートは2回なので約2週間の間に1人と向き合ってお互いの相性を判断する。

「あれ、これコスパ悪くない…?」

もちろん自分が好きになれる人が現れたらその方と2回のデートが確約されているのは嬉しいが、もし相手に選んでもらえなければ2週間で関係解消。
サヨナラ私の2週間…となるわけだ。

だったら最初からある程度お互いに会いたいと思えるくらいに歩み寄ってから会うほうが、一見遠回りに見えて近道なのでは?と思った。

そんな話を友人に報告したところ、友人がマッチングアプリを楽しんでいるという話を聞き、私も原点回帰でマッチングアプリを再開することにした。

プロフィール写真が「他サイトで掲載されている」ため非承認になって心折れたりしながらも、なんとか3回目の登録に至った。

これまでマッチングアプリをやったときとの違い

今回マッチングアプリをして気付いたのは、自分のターゲット(好きになる見込みがある人)と自分の譲れない条件が以前よりも明確になったという点だ。

これまでの人生では「好きになった人がタイプ」だったため、自分の具体的な理想の相手が分かっていなかった。

そのため、
なんとなく自分のプロフィールを作って
なんとなくいいねを返して
なんとなく相手とやり取りをして…
といった感じでただただ時間を浪費している感覚があった。

全く生産性が感じられず、自分の中で恋愛感情が醸成されるわけでもなく、ただしんどい思いをしていた。

それが今回は、以前まで付き合っていた人の好きだったところ・相性が合わなかったところを思い返すと、どういう人とであれば楽しくお付き合いができそうなのかを自分の中でイメージしやすくなったのだ。

自分の中のターゲットと譲れない条件を考えた上でプロフィールを作成し
ターゲット外からの「無差別のいいね」はできる限り除外し
自分の基準から外れる方はいいねせずコミュニケーションを取らない…
といった形で必要以上のやりとりをせず疲弊することはなくなった。

思えば基本的にお付き合いする相手はひとりなのだから、そんなにたくさんの人とやりとりをしようと思う必要はないのだろう。
以前までは変に八方美人になって勝手に疲れていたのかもしれない。

マッチングアプリをやる上で必要だと気付いたことと初動の分析結果

疲弊せずにマッチングアプリをやる上で必要だと思ったのは以下のことだ。

・自分の中のターゲットと譲れない条件を明確にする
・ターゲット以外には反応してもらわなくて良いくらいのプロフィール作成をする
・いいねが来ても自分の中の基準を満たしていなかったときに切り捨てるドライさを持つ
・自分のどういう部分を見せればターゲットが反応してくれるのかという仮説を立てて検証する

「あれ、よく考えたらこれってマーケティングじゃーん!超楽しい~!」となって、PDCAサイクルを回しながらマッチングアプリの状況を検証・分析したのでまだ初動の結果のみだが、ぜひとも見てほしい。

対象時間:10月25日(日)3:00~18:00
     ※夜中のテンションで、ものすごく変な時間に開始している
足あと数:約1,000~1,500件
いいね数:約100件
    10~15回閲覧されて1回いいねを押されるくらいの割合
マッチング数:6件(6%)
       
もらったいいねに対していいねを返した数

プロフィール時点でかなりセグメントをしているのもあり、足あと数(閲覧数)に対していいね数の割合が低いのは覚悟していた。
だが、いいねされる相手がターゲットに当てはまらない確率があまりにも多い気がしている。

自分の条件で実施したときにまわりの人もこれくらいのものなのか
自分のハードルが高すぎるからなのか
そもそも訴求を間違っているのか…
というのは今、絶賛検証中である。

次の章では自分がどういったターゲット・条件でどういった訴求を試みているのか、また実際のいいねの内訳を記載している。
だが、正直誰が得するんだという情報だと思うのもあり、ここから先は私に興味がある人は課金してもらえればありがたい。

マッチングアプリの件に関しては続報があれば、また内容をまとめて発信したいと思う。

追記:10月30日、プロフィールの改善をしたので内容を追記しました。

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