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台湾■台北のインターナショナルスクール■TAS■両親のインタビューは何を聞かれる?

学校の願書提出が完了したら、次はいよいよインタビューです。Taipei American School (TAS)では、子供の試験やインタビューは無く、両親のインタビューのみでした。我が家は申請時点で日本在住だったので、約45分間、ZOOMによるオンラインでの実施となりました。
以下、面接時に聞かれた内容です。

子供を想像したときに、最初に何を思いますか?

親が子どものことを思い出すときに、どんなイメージを持つか、という質問ですね。我が家は、具体的なエピソードとともに、以下のようなことを回答しました。
・クリエイティブ=いつも絵を描いたり制作をしたりしている
・他人想い=周囲の人のことを考えて進んでサポートができる、ボランティア精神がある
・繊細=家庭の都合上引っ越しをすることも多く、家、学校などの環境の変化に敏感

この学校を選んだ理由は?

基本的には、学校のミッションに共感したから、という理由が第一に来ると思います。

TASのミッションは上記のリンクにありますので、この中のいくつかを例に挙げて、私達家庭の教育方針とマッチしている、とういことを説明すればよいです。
我が家は、父母ともに国内外で学業・就業をしてきた経験から、国内だけではなく世界に視点を置ける人物、世界の協調のために役立てる人物になってほしいと願っているので、TASのミッションと正に一致していると考えたから、というような内容を述べました。
また、知人家族の子供が通っていて良い評判を聞いていたので、安心して通わせることができると感じている、ということも付け加えました。

環境が変化するときに、子供はどのような振る舞いをするか?

インターナショナルスクールは様々な場所から子供が集まってくるため、既にある環境や在籍している生徒との協調性も非常に重要になります。我が家の娘は協調性という点では心配していないのですが、シャイ過ぎて馴染むのに苦労するタイプなので、最初は非常に引っ込み思案で打ち解けるのに時間がかかる旨、正直に話しました。面接官の方はそれに対して非常に共感してくれて、「それが、大抵の子どもの素直な反応だと思います」と言ってくれました。

言語サポート・アレルギー配慮の必要性

最後は事務的に、授業についていく上で言語サポートが必要かどうかを聞かれました。娘は英語は全く問題がないので、会話レベルの言語サポートは必要無いが、英語で運営される小学校に行くのが初めてなので、教科や校内の専門用語は分からないと思われることと、日本の小学校とはカリキュラムが異なるために習得していない内容はフォローアップが必要であることを伝えました。面接官の方もそれは承知の上でしたので、入学後に必要に応じてフォローアップレッスンを受講できると教えてくれました。学校のバックアップが得られることに関して、非常に安心しました。

親からの質問

面接では大抵、最後に受験側からの質問を受け付けてくれます。特に無しと回答しても問題ありませんが、2-3個は用意して、面接の中で答えが分かったことを除いて、残りを質問した方が、先方も、この家庭とちゃんと会話できたと信頼してくれると思います。ホームページ等には事前に目を通して、そこに書かれていないことを質問するようにしましょう。
我が家がざっくり準備していた質問は以下のようなものでした:
・親が見学・参加できるイベントはどのようなものがあるか?
・親がボランティアできる機会はどのようなものがあるか?
・放課後のクラブ活動(Afterschool Program)にはどのようなものがあるか?
・現在中国語が全くできないが、1年後には会話程度はできるようになるか?
・台北は暑いが、特に屋外のアクティビティで、子どもの安全のためにどのような対策をしているか?

いかがでしたか?どのような質問が来るか分からず不安になりますが、願書に記載した内容と一致するように、丁寧に正直に答えるようにすると良いと思います。
あくまで一例になりますが、受験準備の目安として参考になれば幸いです。


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