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メタモルフォーゼの縁側 感想


泣きすぎて頭痛くなった
本当に最高だった
原作も絶対に買う

2人の間の空気が本当に可愛くて尊くて、ずっと見ていたかった。
新刊出るのが1年半ごと、と知ったおばあちゃんが、おじいちゃんの遺影に向かって『もうしばらくそっちには行けないわ❤️』って言うの、お茶目で本当に可愛かった。

途中途中にハラハラする場面もあるんだけど、軽快な音楽がハラハラを和らげてくれて、(なんとかなるよね?!)って少しだけ安心しながら見れた。

自分一人だけで楽しんでた趣味。
別に誰かと分かち合いたいと思っていた訳では無いけど、いざ分かち合える場面になった時、プチパニックを起こして上手く話せなかったり、店員と客という立場なのに『貸しますか?!』と正常な判断が出来なくなってしまったり…。
オタクの距離感の詰め方が分かり過ぎる…。


BLという趣味を隠して楽しんでたうららちゃんが、クラスの人気者的な女の子がBLを友達と楽しんでるのを見て『ずるい』と言う。

あなたには友達も彼氏もいるのに、BLにまで手を伸ばしてそれを恥ずかしがる訳でもなく、自信満々に教室に持ってきて読める立場…!!ずるい…!!!

分かるよ……


ペン先をインクに浸らせて初めて線を描いた時の興奮も、イベントの会場に着いたら怖くなって怖気付いちゃう気弱さも、全て本当によく分かった。

自分一人で個展をやった時も全く同じ気持ちになって、うららちゃんと重ねて見てたから余計泣けた。

そして芦田愛菜の演技力…!!!
芦田愛菜ちゃんだ、って頭では分かってるのに、演技力が凄くて別人に見える。
違う誰かに見える。
すげ〜〜〜〜〜
女優をやってくれてありがとう、芦田愛菜ちゃん…。

本当に良い映画だったなあ…。
また観たいけど、泣きすぎちゃうから観るタイミング選ばないと…。

いや本当に良い映画だった……

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