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【双子子育て】″ない″ものでなく″ある″ものに意識を向けてみる

双子の子育てをしていて
「出口がずいぶん先のトンネルの中にいるよう…」と
ネガティブな感情を最近抱いていることに気づきます…

日中は2人のお世話に追われていて。
2人が同時に寝ることなんて稀だから、
1人ずつ、または同時にお世話したりあやし続けたりする日々。

2人と向き合う時間も「作業」になっていて
子供が可愛い、って心から思えていない時も多々あると思う。

そんな自分がたまらなく嫌でどうにか思考を変えたかった。

そこで思い出したのが、前職でよく言われていた
「余白を作る」ということ。

目の前の物事をゆとりを持って進めるために、
新しいことを取り入れる余裕を持つために、
何より、心の健康を保つために、と。
「余白を作る」ことの大切さは重々理解しているつもり。

でも私は、とにかく「余白を作る」ことが苦手だった。
これには色々理由があると思うのだけれど

◾️常に「しなければならないこと」が頭にある
 ー完璧主義、責任感の強さ
 ーやるべきことの取捨選択、優先順位づけができていなくてごちゃごちゃ
 ーやるべきこと、やりたいことの整理もできていなかった


あと、これは育児をしていて最近思ったことで
◾️「ない」ものに目を向けていて「ある」ものに意識を向けていられない

自分に対してなら
「(苦手や欠点に目を向けて)何でこんなこともできないんだろう」
「周りのママさんがすごく見える」
「あー、細くてスタイル良くて、綺麗で羨ましい」
「(子供がいない友人が)仕事や趣味が充実していて楽しそう」

他人に対してなら
「何でこれしてくれないんだろう」
「何でこんなことも分かってくれないんだろう」

子供に対してなら
「(子供がぐずり続けると)自分の時間が全くない」
「何で泣き止んでくれないんだろう…」


ずっとこんな「ない」ことへの苛立ちで
感情が燻っていて、ネガティブな感情になっていることに
気づきました。


だけれど、考えてみれば

「不妊治療を頑張って授かった奇跡の2人が目の前にいる」
「とりあえず体重は出産前に戻ったやん」
「今奇跡的に2人が寝ていて、こうやって記事を書けている!」

etc…

「ある」ものが意外にあるし、それがとても大切なんですよね。


この気づきは自分にとってとても大きくて。
イライラしている時は「ない」ものに目を向けている自分に
客観的に気づくことができるし、
そういう時に「ある」ものに意識的に目を向けることで
少し落ち着くことができるように(なる時もある笑)


「ない」ものなんて星の数以上にある。
その中で本当に欲しいものがあれば、それを得る努力をすればいい。

だけれど本当に大事なものは
今ここに「ある」ものだということを忘れずにいたら
少し「余白」が生まれるんじゃないかな、と思ったのでした。

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