欲しいものはすぐ目の前に
“このままじゃ廃れる”
そう思った。
嬉しい忙しさとそうではない忙しさが
同時に存在していてきつかった。
そんなときに何ヶ月も前から計画していた
師匠であり、同志であり、深い話のできる
友人との旅のタイミングだった。
あの時の自分に「ありがとう!」って
言いたくなるほど、楽しみだった。
レッスン終わった後にね
なんだかどんより疲れちゃうんだよね。
レッスン時間も短い。1日に何本もない日なのに。
もうそろそろ居場所が違うってことだよね。
そんな会話から始まった旅だった。
お互いに忙しくて
どこに行くとか何を食べるとか
ほぼ無計画。笑
行きの新幹線でちょろっと見たり
毎晩セルフケアしながら(テニスボール持参)
相談して成り行きを楽しんだ。
またそれが心地よくて。
どんどん緩んでいく自分がいた。
初めての神戸に着いて
ストレンジャーなわけだから
地図頼りなんだけど
最初に行きたかったお店がすぐ現れて
雰囲氣◎、料理◎!
出だしから望み通りのお店だったの。
友人の探していた銀行のATMも
すぐ見つかって、
「思い通りだね、やっぱり!」
って思わず笑ってしまった。
その後も、行きたかった神社にも
スムーズに辿り着き
ホテルに着いたら着いたで
メリケンパークまですぐそばだし
お部屋の氣もよくて居心地抜群。
ちょっといいホテルに身を預けて
そのサービスを受けることは
これから望みを叶えていく上で
とーーーーーーっても大事なアクション。
そして、毎日16,000歩。
(これは歩きすぎてる)
いろんな景色に触れて
目に見えるものが新鮮で
でも、目の前にあるものは
自分が生み出してる
それを知ってるからとっても嬉しかった。
あぁ、やっとここまでこれたんだ
って胸がいっぱいだった。
その後も、超人氣店に予約せず入れたり
行きたいと言っていたカフェが
ぽんっと目の前に現れたり。
氣づいたら全て叶って
いい意味で時間が余るほど。
雨も降る降るって言われてたのに
傘をさすほどでもなくて。
あぁ、やっぱり
そこになんの疑いもない状態って
「最強」なんだとワンシーンごとに経験できた。
現実なんていくらでも変えていける。
むしろ、自分で創れる。
この旅で、友人と決意したのは
絶対にNYで美味しいコーヒーを飲むこと。
NYのブロードウェイで感動すること。
そして「あの橋」を見ること。
NYでnaomi watanabeに会いたい!
という新たな夢もできて
間違いなく“伏線”のような旅だった。
と、同時に
わたしがわたしの人生を楽しむ権利
しかないってのも分かったから
もうこの場所じゃない
もうわたしには要らない
もうここでできることはない
そう思ったものや場所や人と
お別れ(手放し)することもナチュラルに
決められた。
本当にすっきりする。
よどんでいたものが澄んでいく。
この感覚はずっと大切にしたい。
ありがとう、わたし。
ありがとう、友人。
ありがとう、全てのもの。
またすぐに、旅に出る。