作業療法士という国家資格を取れば無敵だと思ったけど、働いてみたら無力だと思った話
国家資格があれば無敵だ
と、思ってた高校時代。
その中でも興味があった作業療法士を目指した。
作業療法士を簡単に言えば、リハビリをする人。
身体機能や認知機能を改善させて、日常生活を送れるようにするのが役割。
やりがいがありそう。人のためになるすてきな職業だと思った。
就職先は、救急車が行き交う大学病院。
ドラマでみるようなICUもあるし、そこそこ大きい病院だった。
国家試験も受かったし、いけるっしょ!
あれ、全然違うぞ、、
自分のスキル不足を思い知る、
先輩ならもっといいリハビリができるのに。
作業療法士の関われる限界を思い知る、
医者ならもっと助けられるのに。
助けられない患者さまが増えていく
だけど、患者さまは私たちに
いつもありがとうね。と言っていただける
それが私にとっては、あまりにも衝撃だった。
あたかも私がすごいことをしたかのように錯覚をしてしまう。
これじゃだめだ、
私がリハビリをすることのメリットを作らないと
国家資格を取ったのはただのスタートだった。