展示を終えて
〝私はわたしを幸せにする〟と決めて、今年の5月末仕事を辞めた。極度安定思考なので、仕事を辞めることは私の中で大きな挑戦だった。安定を捨ててでも表現したい世界がある。
それは
〝世界中のみんなと人生の軌跡を分かち合いながら、嘆き祝福する〟という社会を作ること。
誰もがありのままに心の思いや感情を嘆いて、喜びあうという人間の営みをすることができたら、世界は平和になると私は確信している。
その一つが10/4-6で行った、〝ここにいるよ、I am here 〟という展示だった。誕生をテーマに Hello, Mammy という詩を書いた。誰もがお母さんのお腹から生まれてきたことを思い出して、生まれてきた瞬間に思いを巡らせてほしいと思ったからだ。
生きているといろんなことがある。苦しいことも嬉しいことも、罪悪感で自分の命の価値を問うときも。わたしも人生の中で、何度も自分自身の生命の価値を問うてきたけど、問うた先にあるのは、〝わたしはわたしを生きたい〟ということ。
“わたしの人生を幸せに生きたい”、みんなそう思っているんじゃないかな。生まれたとき、どんな気持ちだっただろうか、何を思い、生まれてきたのだろうか。そんなことを頭の片隅に置いて、問うてみてね。
ねえ、ママ Hello,Mammy
〝ここにいるよ〟
ママのお腹のなか
きこえてる?
ぼくのこえ、きこえてるかな?
ママっていえる日がかるんだね
ママはいつも頑張りすぎちゃうからね
ママがママを愛せるように生まれてくるからね
待っててね
ぼくはママのことがだいすきだよ
トツキトオカ
指折りかぞえて待ってるんだよ
ぼくが生まれてくること
心配かもしれないけど
大丈夫だよ
ぼくは全部知ってるからね
地球のこともね、ママのことも
ぼくはママのことが大好きだよ
ぼくのママになってくれて
ありがとう
アートや表現を通して、内側から聞こえる声に耳を澄ます。人が言葉を交わし、つながり合う。そんな空間をこれからも作っていきます。
オンラインでも場づくりしていきます。お楽しみに。みんなにまた会えるのを楽しみにしています♩
展示に来てくれてありがとう。想いを読んでくれてありがとう。生まれてきてくれてありがとう。