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【コラム】冷やし中華を食べに動物園に行った話

こんにちは!皆様いかがお過ごしでしょうか?連日猛暑が続いておりましたが、ここ最近は大分過ごしやすい気候になってきました。動物園水族館訪問をしてる身としてはこのまま気温が下がってくれることを願うばかりです。。。
さて今回はコラムと称しまして、一部の界隈で最近話題のあの「冷やし中華」にスポットを当てて記事を書いてみました。普段動物園に行かない人にも興味を持ってもらえるような記事が書けたかなと思いますので、少しでも気になった方はぜひご一読ください。


1.なぜ冷やし中華なのか?

皆様は「よこはま動物園ズーラシア」をご存じでしょうか?ズーラシアは「生命の共生・自然との調和」をメインテーマに1999年4月に横浜市に開園した大型の動物園です。「ズーラシア」という園名は動物園(ZOO)と広大な自然をイメージしたユーラシア(EURASIA)を組み合わせて名付けられました。園内では生息域別に動物を飼育展示しているため、一周するとまるで世界旅行をしている雰囲気を味わえます。

そんなズーラシアの園長である『村田浩一』氏の一押しメニューが今回の主役である「冷やし中華」なのです!

ズーラシア「冷やし中華」の大ファンである村田園長の投稿。なんと今年食べた回数は2024年9月20日時点で16回目だそう!!!

村田浩一(Koichi Murata)氏の公式(?)X(旧:Twitter)より

村田園長によるズーラシアの歴代冷やし中華コレクション。具材や盛り付け方が毎年少しずつ異なる。

村田浩一(Koichi Murata)氏の公式(?)X(旧:Twitter)より

村田園長によるX(旧:Twitter)の投稿はズーラシアのみならず、全国の動物園ファンの間でも話題に。「そんなに美味しいのか?」「園長は一体今年中に何回冷やし中華を食べるのか?」といった反応がタイムラインによく見られました。

2.実際に食べに行ってみた

そんなに美味しいのなら食べてみよう。。。!」そう思い立った筆者。10年ぶりにズーラシアで生まれたオカピの赤ちゃんが公開されたタイミングにズーラシアを訪問しました!(冷やし中華とオカピの赤ちゃんのために片道3時間以上かけて動物園に行く筆者ェ。。。)

正門付近に掲示されている園内マップ。園内は1周するだけで1日かかるほど広大。
例の冷やし中華が売られているのは「オセアニアの草原」エリアにあるレストラン「オージーヒル」。入り口にはかわいらしいぬいぐるみも飾られている。
筆者が座った席の中央にはライオンとチーターの大きなぬいぐるみが飾られていた。園内の動物達を映した写真も彩られておりかわいらしい。
今回の目的「冷やし中華」。お値段¥1200で夏季限定販売。つるっとしたのどごしの中太麺とさっぱりとしたスープがマッチしておりとても美味しかった。具材も盛り沢山でチャーシューやクラゲ、さらには蟹肉まで入っており豪勢。
ごちそうさまでした。

もちろん、ズーラシア園内自体も楽しんできました。簡単にですが園内の様子も少し紹介したいと思います。

この日は10:00~12:00限定でオカピの親子展示が行われていた。生まれた子は2024年7月30日生まれのメス。母・ララは初産にも関わらず献身的に子の世話をしていた。
国内ではズーラシアのみで飼育されているセスジキノボリカンガルー。写真はメスのタニ。ズーラシアは他の動物園ではあまり見られない珍しい動物を数多く飼育している。
広々としたチンパンジー舎。ズーラシアは現地の生息域を再現した獣舎が多い。
ランドスケープ(景観)を意識した園内づくりもズーラシアの特徴。園内通路を歩いているだけでもワクワクする。(写真は「アマゾンの密林」のエリア)
この日はちょうど「村田園長のとっておき写真展」が開催されていた。毎年大好評の企画で、村田園長自身で撮影したの珠玉の作品を見ることができる。
園長の等身大(?)パネルと解説付き写真パネル。各動物の写真には「近づいて見てみよう」と称して様々な体の部位にフォーカスを当てた解説文も併記されている。

3.ちょっとした理由で動物園に行ってもいいじゃない

皆様が動物園に行くきっかけは何ですか?「子供が行きたがっている」「恋人とデートするため」「推しの〇〇ちゃんに会いたい」「動物のかっこいい写真を撮りたい」etc。。。他にもいろいろあるかもしれません。
動物園を訪れる理由は十人十色あると思いますが、どんなきっかけであっても良いと私は思ってます。(もちろん、マナーやモラルを守らない人はダメですよ)別に身構えて行く場所でもないし、ふらっと公園や友達の家に行く感覚で訪れても良いと思うし、筆者みたいに冷やし中華が食べたくて動物園に行ってもいいじゃない。。。!

動物園や水族館は、生き物への関心を深める場であるとともに、人々が心穏やかに過ごすことができる場でもあります。また同時に、生息域外および域内保全の活動やアニマルウェルフェアなど、重要な課題に対応することが求められる施設でもあります。

これは令和6年度公益社団法人日本動物園水族館協会通常総会における日本動物園水族館協会(JAZA)総裁の秋篠宮皇嗣殿下のお言葉です。

ふらっと行った動物園がきっかけで今まで知らなかった生き物に関心を持ったり、生き物の新たな一面を発見したり、絶滅危惧種の現状を知ってもらったり、何か一つでも動物達に興味・関心をもってくれれば何よりだと私は思っています。そして動物園で過ごした楽しい思い出を是非、友人や家族、会社の人に話してあげて下さい。もしかしたらまた新たな動物園に行くきっかけとなるかもしれませんよ?

ここまで読んでいただきありがとうございました!最後は少し真面目な事を書いてしまいましたが、皆様もちょっとした理由やきっかけでふらっと動物園に訪れてみてはいかが?
次回のnoteもお楽しみに!こういった気軽に読めるコラムをこれからどんどん書いていけたらなと思います!


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