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初夏の花、どう飾る?
こんにちは、一児のママをしながらフラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。
風薫る5月。今年は梅雨時期が早まり、初夏を楽しむ時間が、残念ながら少ない。しかし、おうち時間が定番化してきたため、初夏にぴったりな花を暮らしに取り入れるのはどうだろうか。飾り方も併せて参考になれば嬉しい。
~ビバーナムスノーボール~
紫陽花似だが、実はスイカズラ科。黄緑色の小さな花の集まりは、咲いていくと白っぽくなる。長持ちの秘訣は、カットした茎の断面にある白い綿を取り除くこと。ハサミや爪楊枝でほじっておくと、水揚げが良くなるらしい。
初夏を演出するなら、カゴアレンジがお勧め。
~バラ~
5月は年間でも最も出荷量が多い。バラのベストシーズンだ。長持ちの秘訣は、トゲを取り過ぎないこと。バラ専用の栄養剤も併せて使うと、長く楽しめる。食卓にあうように、グラスと空き瓶の2個使いで、小さな空間を作る。2個の花瓶が関係しあうように、ブプレリウムをお互いが交差しているように生けるのがポイント!
~シャクヤク~
シャクヤクといえば、このことわざ。
『たてば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』
気品漂うお花。とにもかくにも香り高く、何層にも重なり合った花びらにうっとりする。長持ちの秘訣は、葉っぱをできるだけ取り除くこと。水を吸う面積を狭めることで、花の方に水分が優先されるから。
シャクヤクをメインに、アクセントに赤い実のヒぺリカム、助演として白いスカビオサを添えた。花器は確かセリアで購入したもの。
シャクヤクは、最後パラパラと花びらが崩れていくのだが、この様子もこの上なく…いとをかし。