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SDGsについて学ぶ特別授業(岡山県・赤磐市立高陽中学校のSTEMN活用事例)
こんにちは、岩田紫苑です。
JOUROでは、日々お花を扱う現場(市場、お花屋さん、葬儀会社など)で、廃棄されている植物の茎に注目し、その資源化に努めています。
お金を払って、お花を仕入れているにもかかわらず、お金を払って葉や茎を処分する。
この「もったいない」を解決するためのプロジェクトとして、商品開発を進めています。第一弾として、廃棄される茎の粉と、1度世の中に出回った新聞古紙を原材料とした、循環型植物用ポットを販売中です。
その植物用ポット「STEMN-ステムン-」を、岡山県にある赤磐市立高陽中学校の生徒さんたちに、使っていただきました。ありがとうございます!
1年生を対象に「SDGsについて学ぶ特別授業」があったそうです。そのなかで環境資源の再生について学ぶ事例として、STEMNに触れていただきました。
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教育機関の教材として、活用できる最大の理由は、STEMNが循環型経済(サーキュラーエコノミー)を実現するアイテムだから。
今までの経済システムは、
限られた地球資源(石炭や石油)を、製品の原料として使う
→製品を大量に生産
→その製品を使い終わったら、大量に廃棄
いう流れでした。1本の線のような経済システムであり、直線型(リニア)経済(エコノミー)と言われてきましたが、STEMNは、循環型(サーキュラー)経済(エコノミー)を実現するためのアイテム。
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「このアイテムを使うことで、資源や環境が守られているよ」と子どもたちに伝えることができます。具体的な説明をする際には、貢献している3つの開発目標に触れていただくことで、子どもたちの理解もより深まると感じています。
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今回の「SDGsについて学ぶ特別授業」では、比較的身近な存在である花の茎が題材だったこともあり、生徒さんたちの理解も深まり、満足度の高い授業になったそうです。
ご活用いただき、ありがとうございました。