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自分にかかった教育費とその考察〜自分に投資していく価値〜

みなさん、こんにちは。宮口紫苑(しおん)です。

今回で30記事目となります。

本記事の内容は、両親が僕自身にどれだけの教育費をかけてくれたのかを計算した結果とその考察についてです。

本記事の要約

・僕が新社会人になるまでに、約1,500万円の教育費を両親はかけてきた。
・平準化すると、毎月約6.6万円の教育を19年間にわたってうけてきたことになる。
・欲しい年収の20%は自分自身に投資にしていく必要があるとよくいわれているが、その内容は正しい

教育費の定義

必要最低限の生活費や娯楽費を除き、僕自身の何かしらの成長に影響を与えたもの全てを含めています。
学費はもちろん、習い事、部活、留学、一人暮らしに必要な固定費なども含めています。

調査方法

文部科学省のデータを主に参考にしています。
その他にも、僕自身の記憶をたどったり、地元の習い事教室の月謝などを調べたりしています。
今回の目的はおおまかに知って示唆を提示することであり、正確さは求めていないので、一部ざっくりと計算しているところがございます。ご了承ください。

それでは、幼稚園、小学生、中学生、高校生、大学生の順で内訳を書いていきます。
※内訳は全て概算で、一部、金額の前の「約」は省略しております。

幼稚園のときにかかったお金


僕は幼少期はアメリカに住んでおりましたので、アメリカの幼稚園に通っていました。

調べてみて驚いたのですが、アメリカの幼稚園の学費は、日本の私立幼稚園の2倍以上かかるようでした。

幼稚園(3年間):月額10万円 → 総額360万円
TTL:360万円

小学生のときにかかったお金


小学生のときは、習い事を複数やっていました。
空手、野球、書道です。
その他にも夏休みだけ水泳をやったり、体験でサッカーをやったりもありましたが、期間が短いものは省いております。

公立小学校(6年):年額10.5万円 → 総額63万円
空手教室(6年):初期費用3万円、月額6,000円 → 総額:44万円
少年野球(3年):初期費用10万円、月額3,000円 → 総額:21万円
書道教室(3年):初期費用2万円、月額5,000円 → 総額:20万円
TTL:148万円


中学生のときにかかったお金


僕は野球部に所属しながら、部活終わりには塾に通うといった生活を送っておりました。
特に高校受験では、地元NO.1の高校に進学するため、塾にお金をかけてもらいました。

公立中学校(3年):年額18万円 → 総額54万円
野球部(3年):初期費用15万円、月額4,000円 → 総額29万円
塾(3年):月額(3万円) → 総額108万円
TTL:191万円


高校生のときにかかったお金


地元の公立高校に進学しました。
大学受験のため、とにかく塾にはお金をかけてきました。
クラスも高価だが、ハイレベルなものを選択させてもらいました。

公立高校(3年):年額28万円 → 総額84万円
バスケ部(3年):初期費用5万円、月額2,000円 → 総額12万円
塾(3年):月額(4万円) → 総額144万円
TTL:240万円


大学生のときにかかったお金

国立の筑波大学に進学し、学部で卒業。
当時は、つくば市で一人暮らしを行いました。一人暮らしは、実家よりもお金がかかるため、その分の仕送り(生活費)も今回は私への教育費に含めています。
また、1か月間セブ島に留学しており、そのときも両親は快く承諾していただき、本当に感謝しております。

国立大学(4年):入学費28万円、年額54万 → 総額244万円
仕送り(4年):月額6万円 → 総額288万円
留学費:総額30万円
TTL:562万円


両親の投資額は約1,500万円


僕にかかる教育費の合計は約1,500万円でした。

中高大と私立に通い長期間海外留学に行っていた妹に比べ、
僕は中高大と公立に通っており、あまり自分はお金がかかってないと思ってました。

しかし、実際に計算してみると実はとてもお金をかかっていたことがわかります。

この数字を算出したとき、正直、びっくりしました。
ここまでの金額を自分にかけていただいた両親には本当に感謝しております。

教育費は、一種の投資だと僕は考えます。
そして、投資をしたら回収が必要です。
実際に僕は社会人として自分でお金を稼いでいるので、回収のステージにいるかと思います。

両親は、見返りを求めずに、僕に惜しみなく投資していただいているかもしれません。
しかし、ぼくは、少なくともこの1,500万円は両親に返していこうと思いますし、投資いただいている以上はそれ以上の親孝行をしようと決めました。

この感謝は、僕自身がもっと稼ぐようになって、親孝行としてお金で返していくことと、同じように次の世代に投資をしていくことで返していきます。
両親の想いを繋いでいきます。

家族


「欲しい年収の20%は自分自身に投資しろ」は正しかった


今までお会いした経営者の方々は、皆、欲しい年収の20%くらいは自分自身に投資をしてきたとおっしゃってました。

年収1,000万円プレーヤーになりたければ、毎月約16.7万円を自分自身にかけるということです。

僕はそれを聞いて、そんなに無理だ~とか、本当にそんなにかける必要あるの?と思いました。

しかし、僕の受けた教育費は19年間(3歳~22歳)で約1,500万円なので、平準化すると毎月約6.6万円です。
両親はその6.6万円を毎月毎月、19年間、僕に投資したことになります。

確かに、新卒のときの年収が400万円くらいだったので、その20%だと毎月約6.7万円です。

まさに年収の20%を19年間ずっとかけてきたのか!と納得しました。
両親のおかげで今の年収があるのだと思います。

これからの時代で生き残るためにも、両親にとびきりの親孝行をするためにも、次の世代に惜しみなく投資できるようにするためにも、稼ぐことは重要です。

両親が自分に投資してきたように、まずは自分で自分に投資していくようにしていきます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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