①私、社長になります!
私には『愛ちゃん』と言う親友が居ます。
彼女とは高校の同級生で、42歳になる現在も、年に何回も会う付き合いです。
出会った高校生の時から、私には太陽のような存在でした。
そんな愛ちゃんが、いつものように、もう1人の親友みいちゃんと3人でランチをして居る時に突然
『お願いがあるんやけど、、、』
と、切り出しました。
愛ちゃんのお願いなら何でも聞いてあげたいけど、いったいどんなお願いなのか?
期待と不安とでドキドキワクワク、話を待ちました。
『私、社長になろうかと思って、、、』
既に鍼灸師として治療院をしている愛ちゃん。
今更また社長って何?
そんな疑問を詳しく話してくれました。
鍼灸師として治療していて、治療院に通えない人の為に訪問治療をしていると、訪問先で介護が楽になる服は無いですか?と、あっちこっちで聞かれるようになったこと。
探してあげようとネットを見たりしても、値段が高過ぎたり、その割に機能ばかりで許容出来ないデザインだったり。
だったらと知り合いのツテで服飾関係の人に聞くも、年寄りの服なんか作っても儲からない。ボケてるおばあさんにオシャレさしても分かってないやろ?など、酷い言葉の数々。自分が年老いた時にそんなこと言われたくない!誰もやらないなら私がやってやる!そう思ったらしいです。
愛ちゃんの凄いところは、だったら自分がしたら良い!と思ったら即行動に移せる所です。
私はいつも、○○したら良いやろなー、○○したら素敵やなー、と思っても【お金が無い!】を理由に実行に移せないのです。きっと私だけじゃなく大半の人はそうだと思います。
そこを実行に移してしまう愛ちゃん。
きっとこの夢も実現するんだろうなと言うワクワク半分、何も知らない世界で借金抱えてしまわないか?と、愛ちゃんを心配する気持ち半分で、応援するのか、するべきでないのか、いやっ反対して応援しなくっても、1人でもやってしまうんだろうな、、、そう思って、なら私の出来る事は最大限のお手伝いしようと思ったのでした。
きっと、一緒に聞いていた、みいちゃんも同じ気持ちだったはず。
こうして愛ちゃんの【介護がしやすくなる介護仕様の服作り】への道が始まったのでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?