5/28〜31のお菓子「走り梅雨」
ご提供 5/28(火)〜31(金)
菓銘 #走り梅雨
出回りはじめた青梅をういろうで映しました。中は白餡に卵の黄身を練り混ぜた「黄身餡」です。餡の黄色がうっすらと透けてみえる様がいかにも少しずつ熟れてゆく梅のようです。さわやかな香りの「静岡・さやまかおり」とご一緒に。(27月曜は定休日です)
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梅雨の語源、一説には「梅の実が熟れる頃に降る雨」ともいわれますが、入梅を迎える前に少しぐずつく天気を「走り梅雨」と呼ぶそうです。そのあと晴天をはさんで本格的な梅雨に入ります。
店頭の梅の実もまだ走りのちいさなものばかり。ここからだんだん大きくなり、雨を受けて熟していきます。
汗ばむ日も増えてきました。
夏の熱中症対策に、青梅で梅シロップをつくりませんか？
中医学・薬膳では「酸甘化陰」といって甘酸っぱいものは暑さや汗で失いやすいからだの潤いを補うという知恵があります。梅ならクエン酸の疲労回復効果も期待できますね。
酸味は汗の出すぎも抑えてくれますが、汗をかくと軽快する風邪をひいた時やむくみが気になる湿度が高い日、汗をかきにくい人、胃を傷めている人はひかえめに。